名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

熊棚

2007年09月08日 | セカンドルーム
家から200mほど離れた廃屋の脇に、大きな栗の木がある。
今朝、散歩をしていて栗の木を見上げたら、まだイガは青かったけど、枝には実が沢山付いていた。
去年の秋、ここへ栗を拾いに行ったところ、熊の糞や枝を折ったあとがたくさん残っていて、大きな枝の又の部分には熊棚が作ってあった。
熊は枝を折って栗を食べ、その枝を尻に敷く習性があるので、今も枯葉のままで大きな鳥の巣のようになって残っている。
今年も熊は食べに来るだろうか。

このあたりは、家の近くに栗や柿の木を植えて、秋の収穫を楽しみにしている。
人が住まなくなると、熊は安心してそれを食べに来る。
山里の集落は、どこも過疎化が進み、動物たちとの境界線が入り組んだり後退していく。
コメント (4)
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