京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

【鴨川運河】(まいまい京都)

2022年10月21日 10時09分00秒 | 日記
 10月16日は"まいまい京都"のツアー【鴨川運河】京と伏見をつなぐ水の路!軍都を貫く明治の土木プロジェクトを追えに参加しました。









京阪電車「鳥羽街道」駅そばにある"高松橋ひろば"からスタートです。
ここから南にふた駅分の鴨川運河沿いを歩きます。

① 高松橋





現在の高松橋は平成26年(2014)に架け替えられた橋です。
旧親柱は"高松ひろば"で保存されています。
揮毫は書家の川島睦山によるものです。

② 相深橋









大正13年(1924)竣工。
近くには「大石天狗堂」や「任天堂」など多くのかるた製造会社がありました。

③ 稲荷橋








最初の橋は明治44年(1911)に竣工。伏見稲荷大社の裏参道に続く橋だった為、欄干には朱色の彩色がされ、青銅製の擬宝珠が取り付けられていました。

その後、昭和36年、令和2年に改修され現在の姿になっています。

橋のたもとには京都市電の線路の一部が保存されています。

④ 師団橋







かつての陸軍第16師団司令部庁舎(現 聖母女学院本館)と練兵所誓文をつなぐ「第二軍道」を通す道路橋です。

東詰には「・・年参月第十六大隊竣工」の石碑が残り、橋桁には陸軍の「五芒星」が残っています。







運河沿いの道には岸和田煉瓦の「✖︎」印の入った煉瓦が多く見られます。

ころは岸和田沿岸部の地質が煉瓦造りに最適だった為です。

岸和田煉瓦は岸和田藩士の山岡尹方(ただかた)が氏族の授産事業として明治5年(1872)に創業した煉瓦製造会社です。

こうして鴨川運河沿いを歩いていると、その歴史や変遷に触れることが出来ます。

もっと伏見区にも陽があたってもいいと感じました。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿