京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

大徳寺塔頭 黄梅院

2020年09月25日 09時15分00秒 | 日記
 大徳寺本坊の特別拝観の後、塔頭のひとつ黄梅院を訪ねました。





黄梅院の起こりは永禄5年(1562)に織田信長が上洛し、父信秀の追善供養の為に少庵を建てたのが始まりです。







大徳寺の"茶面(ちゃづら)"と言われるだけにこちらにも数棟の茶室があります。

苔や石畳のアプローチは素晴らしいものがあります。秋には素晴らしい風景に変化していきます。





直中庭(じきちゅうてい)と呼ばれる千利休66才の時に作庭されました。
秀吉の馬印である瓢箪をかたどった池を中心に三尊石や加藤清正伝承の朝鮮灯籠を配した池泉の枯山水庭園です。





本堂の前庭です。
手前は白川砂、奥半分を桂石で区切った庭園で三尊石組ではなく二尊で観音菩薩、勢至菩薩を表しているそうです。
 
今回の公開では撮影が解禁になり普段は撮影出来ない襖絵なども許可されています。









オリジナルは桃山時代の作品ですが、現在は複製が入れられています。
高精細デジタル複写の場合、太陽の紫外線やカメラのフラッシュにも劣化がないのがいいですね。





少しのスペースでも庭にして無駄がないのが禅宗寺院らしいところです。 

丁度、小林太玄和尚がおられ御朱印をお願いしました。
84歳になられ、耳がやや遠くなられましたがお元気なご様子で心に響くお言葉を御朱印にして頂きました。



"また会いましょう!"とお言葉を掛けて頂き、秋の参拝も決まりました(?)



再び表門まで戻って来ました。
鐘楼の鐘は1592年に加藤清正により寄進された物で朝鮮伝来の鐘と伝わります。






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