大谷祖廟は東本願寺(真宗本廟)における親鸞聖人の御廟です。
円山公園の近くにある長い参道を進むと立派な唐門が参拝者を迎えてくれます。
門を潜り右に折れると左手に本堂があります。
ご本尊は阿弥陀如来立像で、夏の暁天講座を始め多くの行事はこちらで行われます。
内部は撮影禁止になっています。
(写真はネットからの転載です。)
さらに上に登ると親鸞聖人の御廟があります。
本堂から御廟まではエレベーターが設置され、バリアフリー化がされています。
弘長2年(1262)に90才で亡くなられた聖人の遺骸は荼毘にふされ、東山鳥辺野に葬送されました。
その後、文永9年(1272)に廟堂を建て聖人の御影像(真宗では"ごえい")を安置したのが大谷祖廟の始まりです。
江戸時代始めには徳川家康の政策により本願寺が分派しました。
東本願寺は寛文10年(1670)にかっての祖墳に近い現在地に親鸞聖人の祖廟が造営されます。
その後も改修が行われて現在の姿になっています。
毎年8月14日〜16日の"万灯会"は京都に夏の終わりを告げる風物詩になっています。
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