京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

鴨川をどり 先斗町歌舞練場

2024年05月26日 08時12分00秒 | 日記
 5月19日は、京都仲間のKさんと寺町通にある司津屋さんで、ざる蕎麦とかやく御飯を頂き、次に「鴨川をどり」を観賞に先斗町歌舞練場に来ました。





3階にはグッズ売場が設けられていて、パンフレットや京都の銘菓などが販売されています。
どちらの舞妓さんでしょうか?お茶屋のお母さんと一緒に来られていました。
だらり帯に藤のかんざし、、、
普段のお稽古にお座敷にと、忙しい舞妓さんですが、花街の文化を残して欲しいものです。







花街のをどりはいいですね。
美しく、綺麗で、可憐でそして"華"があります。

3回目の開演のチケットを予約していて1時間前から入場する事が出来ます。








真っ先に並んで茶席のお正客を目指しました。
エレベーターで茶席が設けられている4階へ。
目論み?通りに正客席を確保しました。

芸妓さんの点てるお抹茶をなんと黒樂茶碗で頂きました。
高台を拝見すると"樂"の刻印が押され、先代の直入さんの作品でした。

樂美術館のお茶会にでも参加しないと経験出来ない事です。
これだけでも元が採れた気になります。









昨年も来ているので、歌舞練場の中は知ってはいますが、昭和2年に竣工した歴史を感じます。

設計は大阪松竹座(大正12年)東京劇場(昭和2年)などを手がけて劇場建築の名手と言われた大林組の技師、木村得三郎氏です。 
鉄筋コンクリート造り、地上四階、地下一階で、当時「東洋趣味を加味した近代建築」と賞賛されました。



また、歌舞練場の屋根には中国の蘭陵王の舞楽面を型取った鬼瓦が、先斗町の繁栄を祈念して守り神として据えてあります。

今も現役で使われている事が凄いです。





今回の演目は1部、2部共に源氏物語にちなんだものでNHKの大河ドラマ「光る君へ」の世界観を彷彿させる平安王朝の世界を楽しみました。











最後は先斗町の芸舞妓さんが総出演される華やかな世界が、、、、

"京の春の風物詩"に相応しい演舞でした。

(茶席及び舞台の写真は先斗町歌舞練場HPからお借りしました。)


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