
旧寺江家住宅店舗及主屋を見学し、次に八竹庵(旧川崎家住宅)へと来ました。




























京都モダン建築祭の協賛でしょうか?偶然にも開いていて見学させて頂きました。


八竹庵の歴史は江戸時代にまで遡り、江戸時代後期の名医「荻野元凱」がこの地で医院を開業した事に始まります。
1926年には、室町随一の豪商「四代目井上利助」住宅兼商談の場として新築しています。
関西近代建築の父と呼ばれる武田吾一が設計に関与し、当時数寄屋建築の名工と呼ばれた上坂浅次郎が設計参与し現在の姿になっています。
和と洋との融合が見事に調和され、当時の先端技工や流行が随所に取り入れられています。




1965年には、呉服商の川崎家の住宅店舗迎賓館「紫織館」となっています。
昨年2022年には「京文化の継承」をテーマに"株式会社くろちく"が「くろちく八竹庵」として所有されています。

① 玄関

② 洋間



③ 茶室

④ お庭と広縁


⑤ 客間と仏間



⑥ 蔵



⑦ 2F洋間サロン



⑦ 鉾見台





今回の特別公開の物見台です。
何度か訪れていて屋内からは見学した事はありますが、実際に物見台に上げて頂くのは初めてでした。
祇園祭の時期には、直ぐ前には「八幡山」の山が建ちます。
こちらで巡行を終えて帰ってくる山鉾を見てみたいものです。
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