7月12日は祇園祭前祭の山鉾町を散策し試し曳きも見学する事が出来ました。
一番人気の"長刀鉾"です。
昨日7時からの鉾建てで大きな車輪の取り付けの真っ最中でした。
鉾の下に長い木材を差し、鉾の高さを調整して車輪を嵌めて行きます。
"てこ"を調整する方々との息が合わないと上手く行きません。
この日まではゆっくりと見学出来ますが
明日(13日からは粽の販売が始まるので会所前は凄い事になりそうです。
次に函谷鉾です。
鉾建ては10日には既に終わり12日は14時から試してが行われます。
鶏鉾(にわとりほこ)です。
こちらの鉾も10日に鉾建てが終わっています。
見送りは16世紀頃のベルギー製で国の重要文化財に指定されています。
12日の14時半から試し曳きが行われます。
岩戸山です。
こちらは一日遅く11日からの山建てです。
まだまだ続くコロナ禍の中ですが13日20時からは一般搭乗拝観が行われる予定です。
岩戸山の搭乗は今も"女人禁制"が守られています。
放下鉾の鉾建ての様子です。
勇ましいかけ声でジャッキーが巻かれ、徐々に鉾が建っていきます。
帰りに15時からの月鉾の"試し曳き"に遭遇しました。
高さ26m、重さ12tと、全山鉾な中で最も大きく、重量も最大です。
鉾建ての様子を拝見していると祭りに携わる方々の情熱と心意気を感じると共に伝統技師の継承の大切さを感じます。