仁和寺の素晴らしい御室桜の景観を楽しみ、徒歩で龍安寺へと来ました。
龍安寺特有の竹垣"龍安寺垣"です。
龍安寺特有の竹垣"龍安寺垣"です。
龍安寺の詳しい由緒については駒札をご覧下さい。
龍安寺と言えばやはり"石庭"ですね。
枯山水の庭園には15個の庭石が配され、何処からも全石を見る事が出来ないように作庭されています。
誰が作庭したのか、また、作庭者の意図や庭の意味するところは今だにわからないそうです。
各個人の感覚で鑑賞するのがこちらの庭のいいところです。
昨年秋から油塀の屋根の葺き替えの為にこの春まで拝観を休止されていました。
屋根が輝いて見えるのも今の内だけです。
油塀の先には古木の枝垂れ桜がありましたが、残念ながら数年前に枯れてしまい次の代の桜が石庭に彩りを添えています。
方丈内部です。
室中の襖は閉められていてご本尊を拝む事は出来ませんでした。
方丈裏は新緑が美しく、水戸光圀公寄進と伝わる"知足の蹲"が置かれています。
(こちらにあるのはレプリカでオリジナルは茶室"蔵六庵"の庭に置かれています。)
また、西側には朝鮮伝来の"侘助椿"が数輪の花を咲かせています。
龍安寺の魅力は石庭だけではなく境内に広がる鏡容池周辺にも点在しています。
龍安寺の裏山には「朱山七陵」と呼ばれる平安時代の三天皇の陵墓と禎子内親王の陵墓があり、ちょっとしたハイキングコースになっています。
表門の前にはもみじの可憐な花が咲いています。
季節の移ろいとともに色が次第に濃くなっていきます。