11月23日は"まいまい京都"の「錦秋が包む名庭を特別貸切、静かな朝に訪れた紅葉絵巻」に参加しました。
その後、書院の襖絵を拝見し貸切りの庭園を散策、、、。
毎年訪れる宝厳院ですが、開門前に訪れ書院に入るのは初めてです。
書院で宝厳院のご住職で本坊天龍寺の宗務総長もされている田原義宣さまより約30分の法話がありました。
本堂襖絵は田村能里子さんの力作で本堂3室に58枚が描かれています。
朱色はお寺の襖絵には使われる事は少ないですが命が宿り燃えている色を表現するのに使われたそうです。
襖絵には33人の老若男女が描かれています。これは観音さまが33のお姿に変化(へんげ)され衆生を救うために現世に現れたお姿として描かれているそうです。
(購入した絵葉書から転載させて頂きました。)
その後、書院の襖絵を拝見し貸切りの庭園を散策、、、。
西側は嵐山を背景に素晴らしい景観が見えます。
開門前なので庭師さんや茶屋の方々がそれぞれ拝観者を迎える準備をされていました。
宝厳院は元は上京区の小川にあり20年程前に現在の地に移転されて来たそうです。
「獅子吼の庭」と呼ばれる庭園は多くの巨石が配され、お釈迦さまが説法されるお姿を獅子がほえる様子にたとえた庭園です。
最後に御朱印を授与して頂き次に向かいました。
(コロナの影響で最近は"書置き"の御朱印が増えてきました、、、、)