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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

妙心寺塔頭 大法院

2020年11月15日 08時02分00秒 | 日記
 妙心寺大法院は通常非公開の寺院ですが紅葉の綺麗な11月の1ヶ月公開されています。







拝観料は700円ですが庭園を見ながらお抹茶とお菓子が頂けるのでむしろ安い拝観料です。



お寺では"且坐喫茶(しゃざきっさ)を大切にされていて毎年このスタイルを守られておらます。
(禅語でまあ、坐ってお茶でも召し上がれ。と言う意味合いです。)









山門を入るとドウダンツツジの紅葉が迎えてくれます。左に折れると昭和の大横綱千代の富士の碑があり、檀家さんの墓地には幕末の兵学者佐久間象山の博士があります。







本堂に入ると5部程度ですが色付き始めた紅葉を背景に見事な庭園が開けます。
来週くらいが紅葉の見頃でしょうか?

茶庭を思わす路地庭園で、紅葉したかえでと常緑樹、苔の緑との対比が素晴らしいですね。

お寺のご由緒について少し、、、
信州初代松代藩主の真田信之公の菩提寺で信之の遺名により孫娘の長姫(おさひめ)が寛文二年(1662)に創建された妙心寺の塔頭寺院です。

本堂内から眺めると見事な額縁庭園になります。縁側から眺めるのもいいですが庭園はお堂の中心から眺めるのが最も綺麗に見える様に作庭されています。
是非、試してみてください。また、違った庭園が見れる事と思います。





茶室の"有隣軒"です。
先程の露地庭園はこちらの茶室の為の庭園でもあります。



次に無鄰菴へと向かいます。