京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

大河内(おおこうち)山荘の紅葉

2020年11月28日 12時40分00秒 | 日記
 嵐山の景勝地に位置する大河内山荘は昭和初期に活躍した時代劇俳優・大河内傳次郎(1898-1962)が昭和6年から30年に渡り創りあげた庭園・建物群です。









拝観料は千円ですがお抹茶とお干菓子が付いているので決して高くはないと思います。







大乗閣と呼ばれる建物の前にからは双ヶ丘、その北に伽藍を構える仁和寺、遠くは比叡山や大文字の如意ヶ岳が遠望出来ます。







茶室前庭は一面の敷き紅葉、、、、
見頃の紅葉もいいですが落葉した紅葉にも感動を覚えます。



向かいの山の中腹に見えるのは大悲閣千光寺です。江戸時代末期の豪商で高瀬川や大堰川の開削に貢献した人で工事で犠牲になった方々を弔う為に建立されたお寺です。



傳次郎の持仏堂です。







東屋風の建物からは錦秋に浮かぶ京都の街、遠くは比叡山をはじめ東山三十六峰が見渡せます。
お茶でも頂きながら何も考えない静かな時間を堪能してみたいですね。







苑路にも変化があり見る者を飽きさせない工夫があちらこちらに、、、







妙香庵は傳次郎の妻が傳次郎の死後に住われた建物で近年、大河内傳次郎没後50件を記念し有志の方々の尽力で再建されました。





襖絵は京都市立芸術大学や京都造形芸術大学(校名の変更には疑問を持っているので以前の校名で表示します。)の学生さんや卒業生の方々の作品です。





最後に記念館に立ち寄り次に常寂光寺へと向かいます。









天龍寺の紅葉

2020年11月28日 08時45分00秒 | 日記
 宝厳院での早朝拝観を終え本坊の天龍寺へと来ました。





天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山です。
方丈西側の庭園は"曹源池庭園"と呼ばれる夢窓疎石の作庭で"庭園の国宝"にあたる国の史跡・特別名勝庭園に指定されています。しかも指定第一号です。







嵐山を借景に枯滝、護岸の石組が素晴らしいです。
夢窓疎石の庭は他に苔寺(西芳寺)や等持院の東庭に残っています。



天龍寺の庭園はいつ来ても庭園の管理が素晴らしく、春の桜を始め秋の紅葉と四季の花々が咲き見応えある庭園です。







"望京の丘"と名付けられた展望台からは眼下に天龍寺の伽藍、比叡山が遠望出来ます。






北門から出て"竹林の経"を抜け大河内山荘へと向かいます。