京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

高台寺 夜間拝観

2020年03月13日 06時57分00秒 | 日記
 鹿苑寺金閣の拝観の後、市バスを乗り継ぎ高台寺へと来ました。





まずは方丈に上がり、ご本尊さまにお詣りをします。方丈前の波心庭ではすっかり高台寺の恒例行事となったプロジェクションマッピング(今回はライトアップ)が行われています。

新型コロナウィルス感染拡大防止の政府要請により京都の催事やイベントも次々と中止に追い込まれる中、高台寺はあえて、夜間拝観の実施に踏み切られました。
暗くなりつつある世の中を少しでも元気にしたいとの思いから決断されたとの事です。








正面にある唐門前には加山又造画伯の「おぼろ」の陶板画が置かれています。
波心庭の枝垂れ桜🌸の開花はまだですが、一足早く夜桜と満月のお月さまを観賞した気分になります。

満開の時はこのように素晴らしい光景になります。かっては、枝垂れ桜の奥にもう一本桜🌸がありましたが枯れてしまいました。
桜🌸は一本でも存在感がありますね。



久しぶりに拝観コースを周りました。

霊屋はこの3月に修復が終わり、漆や色彩がよみがえりました。
1月10日から3月1日までの間、「京の冬の旅」の目玉企画で内陣まで入室する事ができ、間近で有名な「高台寺蒔絵」を見る事が出来ました。





傘亭、時雨亭は伏見城から移築されたお茶室でともに国の重要文化財です。









傘亭・時雨亭辺りが高台寺で最も高台にあり、下りに入ると両側にライトアップされた竹林が現れます。



瓦製の龍は数年前に方丈前の波心庭に置かれていた龍です。



高台寺の駐車場からは京都タワーや八坂の塔が見えます。