昨日、議会運営委員会がひらかれ執行部から、議場へ入る執行部の人数を大幅に減らす提案がありました。
理由は、副部長級である8支所長などを減らして、発言席へスムーズな移動が出来る様にするというものです。
そのなかに、会計管理者も含まれているのには驚きました。
私は、「会計管理者は以前は収入役であった。議論の過程を知った上で会計業務に当たってもらうためにも残すべきでは」と発言しました。
しかし、残念ながら賛同が得られず原案通り実施されることになりました。
収入役は、以前は市長と助役に並んで執行部の最前列に座っていました。
現金の出し入れについて絶対の権限があり、市長からの指示があっても、不条理なものは拒否する権限がありました。(今もある)そのために、市長が変われば辞表を出していた助役(副市長)と違い、身分も4年間保証されていたのです。
法律の改正で、収入役は特別職から「会計管理者」と名前が変わり、部長級から副部長級に格下げされ、座るところも後部座席に移っていました。それが6月議会から消えるのです。
他の議会では、会計監査委員、教育委員長、農業委員長など、発言の比較的少ない職員でも出席させているところもあります。
議長が要請すれば課長以上の出席は可能です。
私は、今でも「会計管理者」は議場には必要だと思っています。