野田首相は4日、関西電力大飯原発再稼働に向けて動き出しました。
福島原発の事故原因も究明されないまま「暫定的な安全基準を満たせば」と枝野経産大臣を福井県へ「説得行脚」へ行かせるそうです。
東北電力の冷却ポンプが強風で送電線の電力低下し「冷却ポンプが一時停止」する事態に陥りました。
このことからも、原発の安全性は確立された技術とはいえません。
今日の佐賀新聞トップでは、玄海原発で事故が発生した場合、強風下では30㌔圏外に拡散することを示しています。
予想によると1時間後には40キロの武雄市。2時間後には有明海まで達するとしています。
佐賀県の暫定防災指針では30㌔圏内を想定していますが、それが通用しないことを示しています。
また、30キロ圏内の住民を安全に避難させるのか明確になっていません。
住民の安全より電力優先の見切り発車は認められません。