DVDの長所
DVDにかぎりませんが、テレビが発散するデータの収集・編集は、結構大変です。公民科目は、新聞や雑誌の情報と、このテレビが発散する情報をいかに収集し編集、管理していくかが頭の痛い問題なんです。
私は2005年からDVDへと切り替えましたが、何といっても、編集の手間はビデオテープとくらべたら、比較にならないくらい柔軟にできるようになりましたね。それは、OHPからパワーポイントへの移行についてもいえました。
ちなみに、私はパイオニアの機種を購入しました。経済的な事情から二つの番組を同時に録画することができないものを購入してしまいましたが、これ、結構後悔です。ですが、ハードディスクに、いわゆるLPモードで約170時間録画できること、編集がとても容易にできることは確実に進歩です。
しかし、管理をいかにするか、編集したものをどのように保管していくかはけっこう頭が痛い問題です。
まだどちらが正解かいえない二つの管理システム
私は現在、二つの方針を、どちらにすべきか決めかねています。
一つは、
ジャンルを分けずに、日付順に、どんどんDVDディスクにダビングしていってしまう、
という方向です。これは、同時に、エクセルに、どのディスクにどの情報を何年何月何日に録画したか、それから、ジャンルは何か、を記録しておくのです。
もう一つは、
ジャンル毎
に入れてしまいます。
しかし、このジャンルが面倒なんです。
「政治」
「教育」
「ビジネス」
「労働」
「環境」
「笑い」
「社会」
とわけていったのですが、途中で
「ホリエモン」
「いじめ」
というように分岐したりするのです。大体、政治のディスクがどれだか、わからなくなったり、どれに結局何が入っているかを管理しなければならなかったり、するのです。
そうかと思うと、
ディスクにいれてよいのか、悪いのか、これも微妙なデータがあります。ハードに入れておけば、みることがあるのです。しかし、けっこう、いったんディスクにいれてしまうと見なかったりするのです。
高校公民空間
私が最終的に目指しているのは、このネーミングの集合です。「現代社会」では広すぎるんです。「政治分野」「経済分野」「環境」といったジャンルの研究会が公民の教員で形成される。これは独立組織です。労働組合と考えていいのです。教科だけを教える教員の労働組合です。派遣業といってもいいでしょう。ここでの稼ぎ頭はいくつかのパターンがありますが、
「大学での教員養成の講座をもつ教師」
「予備校講師」
「チームとして、教養を売りとする教師」
ここは、売れることを前提にしている。
そのときに、情報こそが付加価値の源泉である消費社会であるからこそ、こうした情報のある意味閉鎖的な管理が必要となるのです。私の頭には、落語家の研究会や、囲碁や将棋のプロの研究会がイメージとしてあります。そこでは、基金があり、大学院への入学に対する資金貸与も可能となる。そして、若い大学生が、下働きとして、こうした、情報の収集・編集を、売れていることを前提とした付加価値のある教師といっしょになって勉強することが可能なのです。
現在、情報処理は、個々人でなされています。それは、はっきりいって非効率だし、能力に限界があります。もちろん、この高校公民空間には専門がない人間は入ることができません。生徒保護者からの一定の授業評価を獲得できなければ入ることはできません。入るのであればお金を支払わなければなりません。
そこは、大学教員のような聞こうが聞くまいが俺たちの専門を勝手に発散するという組織ではありません。そこが、落語的なのです。こうした条件があって、はじめて、情報処理の集中管理化が可能となるのです。
そうです。そういう意味では
規制の緩和が必要となります。
市場が必要なのです。
そして、市場は教員を二極分解します。
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