高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

高校公民空間 1 商品性

2007-05-05 14:34:52 | 高校公民空間

ホントはね、公民でも広すぎるのです。ま、しかし、公民分野

「政治経済」
「倫理」
「それ以外の現代社会」

の専門人からなる集合です。
その集合の特徴は、まず、みずからの商品性を、ということは、みずからの売買対象が特定されているということを意味します。

「倫理」

など、ふつう商売になりません。商売にならないようにしてきてしまったのです。
このネーミングと教科書で、高校生が講座を購入する気持ちになりますか?だから、ネーミングから初めて、宣伝を含めて、買ってもらえる講座にリメイクする必要があるのです。いわゆる、思想や哲学は、お笑いをふくめて、きわめて魅力的であり、絶対必要な科目です。なぜなら、現在の価値は、〈差異〉を生み出す力だからです。
ここをコマーシャルするのです。そこをメッセージ化するのです。この科目の先に、お笑いもある、コマーシャルの世界もある、映画もある、文学もある、アニメもある、・・・・・
そういう講座を作り、売るのです。買ってもらうのです。単価をつけてもらうのです。店頭においてもらうのです。

そうです。こういうみずからの活動を、対象化し、客観し、それを価値の対象とする、それも、上の三つのもので売り物にすることが出来ない人はこの集合には参加できません。

ここから、

教科もやります。担任も平気でもっています。分掌ももっています。

などという人間が対象としてはずされるのです。

逆にいいましょう。

いくつもの仕事をもたないこと、これを運動の対象とする人を公募しています。
現状でいいましょう。分掌の仕事など、ほとんどは未熟練労働です。もし、規制緩和したら、分掌だけの仕事は時給1000円以下になると私は判断しています。そこを危機感を持って見ることが出来ない人は、この集合に参加できないね。
それと、そういう未熟練な割に時間をくう仕事を分離してでも、教科という対象に、自己の商品性を見いだせる人間だけがこの集合に参加できるのです。そして、そういう人間の集合でなければ、一気に腰砕けとなり、当座雇用の対象となる県なり、私立高校の経営者なりと、交渉し、やがて独立するというような関係を維持できないでしょうね。
私はだから、市場性を広く開き、横断性を職場に入れ、他の学校なり、私立校こうなりと渡れる空間を職業として形成しなければ、このような空間はできないと考えています。
そうしたら、たんなる受験戦争に巻き込まれる、という声があります。
当座、そうかもしれない。しかし、私は受験の能力、受験だけの能力をただ身につけていたのでは、ただただ長時間労働を強いられる正社員になるよりない、という構造がいま回っているとみています。
文部科学省が総合学習という教科の起業を、必要としたことは正しい。単なる、受験地獄の優等生は、これからますます遣い物にならなくなる、とみています。


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