憲法9条をどう扱うかは戦後日本が抱えた大問題だ。昨年、政府が進めた安保法制をめぐる解釈改憲論争もその延長線上にある。9条を将来どうしていけばいいのか。発展的な議論とは何か。リベラリズムの立場から護憲派憲法学者を批判している法哲学の重鎮、井上達夫氏と、集団的自衛権行使容認反対の立場で活発な発言を続けている気鋭の憲法学者、木村草太氏が討論した。【聞き手・冠木雅夫、まとめ・及川正也、写真・中村藍】毎日新聞2016年5月3日 東京朝刊. . . . 本文を読む
■宮台真司は現在は、大きく二つのことに関して論陣を張っているように見えます。一つは政治的な問題、もう一つは性愛についてです。宮台真司は教育についてかつてかなり積極的な発言をしていました。現在では、それが私には性愛という論点で論じているように見えます。今回紹介する著作は若い宮台がいち早く日本社会が消費社会化しつつある現実を論じたものです。いずれも、90年代に発表されたものです。■ 宮台真司 (みやだい・しんじ) 1959年宮城県生まれ。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。社会学博士。1995年からTBSラジオ『荒川強啓 デイ・キャッチ! 』の金曜コメンテーターを務める。社会学的知見をもとに、ニュースや事件を読み解き、解説する内容が好評を得ている。 . . . 本文を読む
なかなか楽しい映画です。予告編を見てもたぶん、あまり期待をしないかもしれませんね。どうでもいいことからいえば、さすがに長瀬智也クンは本物のギターを奏でてくれます。神木クンも練習しましたねえ。ミュージカルです。そして、仏教の輪廻や、成仏という問題を伏線に、物語はとても仏教的に構成されています。音楽もいいですよ。 . . . 本文を読む
社会学者の内藤朝雄が「いじめ学」を提唱し、旺盛な活動をしています。 私も、かれこれいじめを高等学校の「現代社会」の授業で展開して、20年余の歳月が過ぎました。私が、いじめを授業で扱いたいと思ったのは、1986年でした。ちょうど30才になったときでした。いじめは、どうしても扱わなければならない一級のテーマだ、と感じました。若い頃は、知恵はありませんが、直感は鋭いものです。私はしかし、どこから、どう手をつけたらよいのかわかりませんでした。 私は教員になってすぐ、生徒の興味をひく授業のネタやテーマに悩みました。いえ、悩むというのは正確ではありません。扱いたい素材はありました。そういう意味で、私は若い頃の木村を現在もそれほど超えていません。作家がよく、処女作に帰るといいます。私も、若い頃の直感へとたえず帰っていくように思えます。私は、そういう意味で、生涯若い頃の直感に帰り続けている自分を発見します。 . . . 本文を読む









