中国史は、分裂の時代を持ちます。そして、そのなかで、さまざまな腐敗や、さまざまな悲劇が民衆を襲います。そのときに、統一王朝を樹立する英雄がその産声を上げるのです。そして、彼は
「義によって立ち」
「統一運動」
へと邁進していきます。そして、
皇帝として、新しい王朝を開くのです。その当初は、だれも社会主義的な平等思想を掲げて、戸籍の作成(地方の有力者から農地を取り上げ平等分配する)し、農地を農民に与えていくのです。しかし、同時に収奪が始まります。服属した地方の豪族は、官位を求めて、皇帝の官僚となります。その下の官吏を、中国史では科挙という試験で公募します。もちろん、地方の有力者の子弟にその地位は占められていくのです。東京大学法科学部みたいなものですね。こうして、地方の進学校へと受験勉強に励んで通うなどという図も、けっこう日本は取り入れているんですね。
しかし、やがて、王朝は堕落していきます。バカ殿が出現し、下半身が政治を左右していくことになったりします。地方の不平等が拡大します。やがて、統一王朝は分裂していくのです。そして、初めに戻ります。
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弱者は自らの武装能力で、強者を打ち倒すなどという物語は、このなかにはありません。弱者は、よき為政者にお助けいただくよりないのです。それが、果たせない場合、そのときにも、なんらかの救済をどなたかにしていただくのです。これが、これらの物語を貫く構造なのです。自分で自分を救え!こうしたメッセージはこの物語にはありません。悪代官を懲らしめていただく為政者の出現!それは、まさに、武士的階層なのです。彼らとは違う身分の、えらい方に救っていただくという形式がここにつらぬいています。 . . . 本文を読む
■空気を読めない人間を非難する人間は、実際にその場でいっているのか?
こういうところでぐじゅぐじゅいっているんだったら、じかに言えばいいじゃないか?
そういうところでいえない、しかも許せないという器の小さい奴が空気を読めない人間を非難するのだ!■さて、この反論をどのように受け止めるのでしょうか?
もちろん、空気を読めない人間を擁護するこの意見に挑発された時、そこには、モロに権力と権力が衝突することになることは目に見えています。そこで、じつは、迷惑だと考えている側が、その主張を自己規制しているのです。
さて、この反論に応えて、空気を読めない側に、迷惑だと考えている側が、規制を求めたとき、そこに、何が想定されているから、通常、迷惑だと考えている側が自己規制してしまっているのでしょうか?そのときに、空気を読めない側がどのような権力行使を行うと、想定されているのでしょうか?そこにおける権力闘争の現実、予想される権力闘争の現実、これはなんなのでしょうか?
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みなさんがこれまで、生きてきたなかで、それも学校生活のなかで、権力者がいたと思います。その権力者が権力者であることができるためには、ある種の〈実力〉(変な表現ですが)が必要となりますよね。力がなければ、権力はふるえない。その〈実力〉って何なのでしょうねえ? . . . 本文を読む





