高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

不良はなぜコワいのか?

2007-05-29 23:37:07 | Voice
コワイ=コワイ、強い=弱い、弱い=強い/『不良』と呼ばれているヒト達は、さみしいからこわくしている。/悲しいからこわくしている。/辛いからこわくしている。/『不良』と呼ばれるヒト達はいつも戦っていきている。/『不良』は悪いヒトだけではナィ!!!!!/同じ気持ちのヒトがほしい。(心では)だから、みんなでかくして強くしている。/ヒトリじゃいやだからみんなで居る。 . . . 本文を読む
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学校不適応をどのように考えたらよいのか? 2 周囲の無力

2007-05-26 16:40:46 | Voice
私たちは、必然を見つめる以外にないのです。残念ながらその結果、多く 「私には何もできない」 という結果に落ちていきます。もちろん、私とて、授業で、君が出やすいように懸命に準備し、そのための職場環境をよくしようと努力している。しかし、それは、ほとんど君には届かないだろう。そのなかで、できるかぎりのことをしていることはやがて、書きます。しかし、いざ去ろうとしている生徒に、全く学校へ足を向けなくなってしまった生徒に対して、そう告白するしかないのです。それが必然というものの恐ろしい力です。しかし、私たちは最後までその必然を見つめるより他はないのです。 「で、その次はどうなるのですか?」 聞くな!てめえで考えろ!答えなどない!この地獄をじっと見つめる以外にない! . . . 本文を読む
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学校不適応をどのように考えたらよいのか? 1 問題提起

2007-05-20 21:43:54 | Voice
■先日、つぎのようなお尋ねの書き込みをいただきました。私の考えも述べて参りたいのですが、多くの方のご意見を伺いたいと思います。■見つけました。同じ悩みをもつ方のメッセージを。それに答えてくださる方を。/希望をもって入学したのは2年前です。校則の厳しさもありましたが、なんとか2年の夏までは部活もがんばり通っていました。夏も過ぎた頃、「部活をやっていると放課後の楽しみがない」からはじまって、夜遊びが始まりました。2年生は単位ギリギリ、あとがないといわれて進級しました。3年になってからは・・・もう何日休んでいることでしょう。きっかけは髪の長さ。/高校は卒業させたいという親の希望と、本人とも何回も話し合っての意思で、毎朝起きれない息子を泣きながら起こしている毎日です。今の学校にどうしても行けないというならと検索していたところ中央高校にたどりつきました。がこちらのブログを見つけ、読ませていただくと・・・流されるわが子を思い浮かべ壁にぶつかっています。/『自覚という幻』には本当にもっとも、おっしゃるとおりの内容が書かれていて。結局は本人がどうしたいのか?ですよね。ただそれを本人がわかるまでまつしかないのでしょうか?いつまでこのまま毎日過ごしていればいいのでしょうか?/とここまで書いて・・・、あれっ?カウンセリングの方ではないのですよね。「単位制高校での集団形成がうまくいかないのはなぜか?」にも関係ないですよね。すみません。/中央高校がわが子にあっているのか?単位制高校はどこも皆さんのお話にでてくる方がいて、目標と強い意志を持ってがんばらないと続けられないところなのか?先生はみなさんが木村先生みたいではないのか? . . . 本文を読む
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学校は需要不足 1 若年労働を雇えない

2007-05-15 23:44:28 | 教育制度/行政
おそろしいのは、そうしたあさましい椅子取りゲームをしているという実感がまったく存在しないということです。これを 「既得権」 と呼びましょう。 その使用価値があるかないかは問題ではありません。強烈な年功序列が強固に存在しているのです。 そこには、 「20代・30代を犠牲にしている」 などという聞き捨てならないフレーズの入る余地はこれっぱりもありません。 「安全弁」 などというフレーズが介入する余地はこれっぱかりもありません。 そこには、歴然とした 〈身分〉 があるだけです。この身分が、教育という制度が根幹に抱えている需要不足という現実を隠蔽するのです。抑圧するのです。ここに、危機の様相が現れているのです。 . . . 本文を読む
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高校公民空間 2 ユニオニズム

2007-05-06 15:00:21 | 高校公民空間
僕にはあるんですね。 平気で、社会科などと、とぼけたことをいい、歴史科目と公民科目を平気でもち、現代社会など息抜き科目でだれでももてる、などという人間をこの職場から追放してしまう、 「生きていけないようにしてしまう」(笑) そういう物騒な感情に襲われてこまっているのです(笑)。 . . . 本文を読む
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高校公民空間 1 商品性

2007-05-05 14:34:52 | 高校公民空間
「倫理」 など、ふつう商売になりません。商売にならないようにしてきてしまったのです。 このネーミングと教科書で、高校生が講座を購入する気持ちになりますか?だから、ネーミングから初めて、宣伝を含めて、買ってもらえる講座にリメイクする必要があるのです。いわゆる、思想や哲学は、お笑いをふくめて、きわめて魅力的であり、絶対必要な科目です。なぜなら、現在の価値は、〈差異〉を生み出す力だからです。 ここをコマーシャルするのです。そこをメッセージ化するのです。この科目の先に、お笑いもある、コマーシャルの世界もある、映画もある、文学もある、アニメもある、・・・・・ そういう講座を作り、売るのです。買ってもらうのです。単価をつけてもらうのです。店頭においてもらうのです。 . . . 本文を読む
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DVDのデータ管理

2007-05-04 20:10:10 | 高校公民空間
■高校公民空間──私が最終的に目指しているのは、このネーミングの集合です。「現代社会」では広すぎるんです。「政治分野」「経済分野」「環境」といったジャンルの研究会が公民の教員で形成される。これは独立組織です。労働組合と考えていいのです。教科だけを教える教員の労働組合です。派遣業といってもいいでしょう。ここでの稼ぎ頭はいくつかのパターンがありますが、「大学での教員養成の講座をもつ教師」「予備校講師」「チームとして、教養を売りとする教師」■ここは、売れることを前提にしている。そのときに、情報こそが付加価値の源泉である消費社会であるからこそ、こうした情報のある意味閉鎖的な管理が必要となるのです。私の頭には、落語家の研究会や、囲碁や将棋のプロの研究会がイメージとしてあります。そこでは、基金があり、大学院への入学に対する資金貸与も可能となる。そして、若い大学生が、下働きとして、こうした、情報の収集・編集を、売れていることを前提とした付加価値のある教師といっしょになって勉強することが可能なのです。 . . . 本文を読む
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