長嶋茂雄夫人の形式

長嶋茂雄は、巨人軍と切れては意味がありません。だから、長嶋は巨人軍の永久監督（笑）なんでしょ？その巨人軍の視聴率は今やがた落ちなのです。永遠に不滅であるようにみえていたのは、あくまで高度成長システムの上でのお話でした。だから、長嶋はあくまで「讀賣家」に所属することで生きるしかなかったのです。その点、王貞治は違いましたね。王は、野球という職能をもって移動する人生を生きました。というか、長嶋はその意味で天才だったといってもよいかもしれません。時代を反映していたとも、時代の申し子とも言えるかも知れません。 　経済の段階がグローバリズムへと移行するなかで、落合から野茂、そして、永久不滅の巨人軍から脱出する松井まで出る時代になったのです。イチローに至っては、日本での記録がまったく消え失せてしまうかのように現在のメジャーでの記録を彼の記録とするに至ったです。 　さて、長嶋亜希子さんでしたね。 　私たちは、共同体に所属することなしには生きていけません。しかし、会社も、成功物語も、そして、家族のあり方も、これまでのあり方をよしとしていたのではそれ自体が維持できないという時代にさしかかっているのです。 . . . 本文を読む

昭和／平成の参勤交代

安倍晋三は山口県大津郡油谷町（現・長門市）出身となっているけど、成蹊小中高と経て、例の平沢勝栄氏の家庭教師を受けたわけでしょ。つまり、実は江戸で育っているのです。いま、総裁選を争っている福田（群馬選出）にせよ、麻生太郎（福岡選出）にせよ、東京で育っているんです。一体、それはどういうことなのか？考えてみる値打ちがあります。 . . . 本文を読む

社会人におけるいじめを考える ２ 原因としての日本的対人関係不適応

■前のエントリイで社会人のいじめの実態を、伺っていきました。そのときに、私は次のように書きました。■通常、生徒が行ういじめ行為をみていると、いじめ行為は、実は、本当の理由ではありません。「目つきが悪い」のも、「携帯電話を何回みていた」ということも、実は、いじめの本当の口実ではない、というのが一般的です。■では、なぜ、そのようなことを通常、いじめ行為として行うのか？先ほどもかいたのですが、法やルールの領域では制裁できないことを制裁したいから、制裁せずにはいられないから、する、ということなのです。■その理由の代表例が例の安部首相にいわれている「ＫＹ」つまり、その場の空気が読めない人間ということになります。■いじめる側がの表向きに表明する理由はほとんど理由ではないのです。本当の理由は、 ■「おまえは日本的対人関係ができない！だからむかつく！だから排除！」これだけだ、というのがたいていの場合ですね。 . . . 本文を読む