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――先生は、とても授業中厳しい指導をされているということで定評があるのですが
先生「ええ、わたしは生徒には授業に真剣勝負で臨んでもらいたいと思っています。 最近の生徒は学力がおちています。テストをやっても出来が悪いし、大体、授業中に聞く態度も悪い。集中力もありませんね」
――授業中生徒から質問とか意見とかでますか?
先生「まったくないですね。そういう意味で危機的です。私は25年この仕事をやっていますが、バブル崩壊以降ひどくなったという感じですね」
――具体的にはどのような点に留意されて指導していますか
先生「挨拶ですね。まずは、挨拶です。初めと終わりの挨拶はきっちりやってます。それから、授業中寝ることはいけませんね。それからケータイ電話ね、あれはやっていたら取りあげることにしています。基本的な生活習慣としてここはきっちりやってます」
――やはり、寝てる生徒には厳しく注意してますか
先生「そうですね、生徒も理解してくれています。」
――でも、授業中、みんなの前であからさまにきつく注意されたら、傷ついたり、ひねくれたりしませんか?
先生「いや、そういう甘やかしがいかんと思うのです。いけないことはいけないとわからせないといけないです。」
――体罰はしますか?
先生「します。場合によって」
――寝ていることで成績はやはり左右されますか?
先生「当然でしょうねえ。授業さぼったり、私語したり、ケータイをいじったりしたときには、10段階で最高3段階は下げるといってやってます。」
――生徒による授業評価についてはどうですか?最近よくいわれてますよね?
先生「ああいう甘やかしをするからいけないのです。生徒はつけあがるんです。私はこう生徒にいっています。いいか、評価用紙には自分の名前をちゃんと書け。そして、裏に自分の中間テストと期末テストの点数をきっちり書け。その上で自分をきっちり評価した上で、自分が何がいえるかを考えて教員の授業評価をしろ、ってね」
――では、もしも先生、もしもですよ。ある担当者がいます。先生と同じ科目を教えている。生徒は、その担当者の授業の魅力にひかれて、起きているどころか、質問さえもする、としましょう。そういう担当者がいたとしましょう。体罰をふるわなくても、学力も身につけさせることができる人間がいると。
先生「そんな人間は」
――(さえぎるように)いたらどうです。生徒は先生に教えられるよりは成績が上になりますね。楽しいですよね、勉強することが。違いますか?
先生「・・・・」
――そういう教育ができる人間を広く公募し、あなたと競争させられたとしたらどうですか?このご時世ですよ。いくらでもチャレンジする若者が出てくるでしょう。いくらでも塾や予備校が参入の意志を示すでしょう
先生「・・・・」
――先生何か言ってください!どうしたんです?
先生「・・・・・」
――もしも-----し
先生「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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