登山メモ

酒飲みの登山メモ

2016年01月25日奥多摩(一杯水)

2016年01月27日 | 日記

1月18日の雪で、いよいよ雪道を歩けるかと、計画。

当然若者たちが、雲取山から酉谷山経由で一杯水まで歩いてきているものと想定。

なにしろ、トレースのない所を歩くのは、労力が大変。

道が分かっていても、足跡をたどるか、新雪を踏みしめるかで体力の消耗は

大分違う。

01月25日(月)

 08時40分 東日原バス停出発

 12時30分 滝入りの峰

 16時10分 一杯水避難小屋

 登山道に入ると、柔らかい雪で、氷はない。アイゼン装着せず滑る心配もなく

 登れる。滝入りの峰までは、遅いなりに何とかマイペースの雰囲気。

  

 ここから、普段でも慎重に進むポイントを一歩一歩確かめつつ進むと

 意外に時間がかかった。怖い場所で一人すれ違う。

 先に進むと、もう一人と出会う。上部は結構大変なので天目山のみで

 先に行かず帰ってきたそう。

 明るい内に、一杯水避難小屋につければいいと覚悟して進む。

 道に迷うことはないが、歩みが極端に遅い。別に疲労困憊な訳でなく

 足元を一歩一歩踏みしめるペースが遅いだけなのだが、めげる。

 軽装のおじさんが軽快に登って行って、小屋に着く前に下りてくる始末。

 まあ、5日の縦走(テント持参)と日帰りの装備じゃ差はあるがくやしい。

 小屋に到着して、早速雪を溶かし水確保。ベンチの雪を頂く。

   

 今日は、気温が低く、家庭用のボンベの圧も低いのでなかなかとけない。

 とりあえず4リットル確保し飲みに突入。らーめん肴に一杯。

 燻製肉の煮込みで一杯。

 昼間も寒かったが、夜は半端じゃない。-10℃の洗礼を受ける。

 それなりに順応していればそれほどでもないが、今年の気温変動には

 体がついていけず、夜中にホッカイロの助けを借りる。

 町の光が綺麗。星も月もこの寒さにぴったりの美しさ。

01月26日(火)

 07時30分 出発

 09時00分 天目山

 10時30分 一杯水避難小屋

  水場往復

 11時10分 一杯水避難小屋

  根性出せば、鳥谷小屋までトレースなしでも行ける自信はあるが

 その先雲取山まで行く気力なし。結局戻るか天祖山経由で下山するか

 という状況なので、あっさり先に行くのは断念。この小屋でもう一泊して

 下山することにする。雪があるので水は問題なし。

   

 のんびり山頂に向かい、風景楽しみ小屋へ戻る。

   

 水場の状況見に、トレースない道を歩くと、軽身でも時間のかかること。

 雪に埋まって、ホースもあるのかどうか?

  

 小屋に戻って雪を再度溶かす。一人登ってきた以外は誰も来ず。

    

 飲みほうけ、シュラフに早々に入る。

 昨日より暖かい。夜空もきれい。気持ちが落ち着く。

 

01月27日(水)

 06時20分 出発

 10時10分 東日原バス停

 昨日の日差しで、道の様子は変わってきていた。

 このまま進めば、来週には雪はほとんど少なくなっていそう。

 もっとも、これからがこの地域の積雪時。そうは甘くないかも。

 氷も若干見え、アイゼン装着して下山。

 

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2 コメント

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大変参考になりました。 (老少年)
2016-01-28 20:04:56
いつも素敵な山歩きをされていて、楽しませていただいています。今回のいっぱい水の記録は大変参考になりました。
22~23日で酉谷山避難小屋を計画しましたが、早朝目が覚めたものの、行くのが面倒になって止めてしまいました。きっと、大寒波が来ていたことも心理的に関係したのだと思います。そのうちにちゃんと行ってみようかなと思っています。お疲れさまでした。
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雪の山歩きは素敵なのですが (KASAGO)
2016-01-29 05:01:35
雪の山道は、好きなのですが、体力・時間がかかります。
特に雪で埋まった斜面を横切る場所は苦労します。
トレースなければ、天目山山頂経由の方が
楽だと思います。
川苔山や雲取山(鴨沢ルート)ならすぐトレースが
出来ると思いますが・・・・
今回は日程が詰まっていたので、あっさり諦めました。
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