登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年04月西穂高(独標)・上高地

2015年04月13日 | 日記

真冬の西穂高山荘を訪れたかったが、諸般の事情により今日まで延びてしまった。

上高地はつけたしだが、最高の風景を拝ませてもらいました。

04月08日(水)

 深夜バスで松本へ

 シーズンに入ると、新宿発の「上高地」「扇沢」「折立」「畑薙」等々の直通便があるが、

 成田空港~長野便は毎日運行されている ので便利。

04月09日(木)

  バスを乗り継ぎ、信穂高ロープウェイで登山口へ

 12時15分 ロープウェイ出発

 14時30分 西穂山荘

  松本~高山へのバスに乗車。平湯で信穂高ロープウェイ行きに乗り継ぐ。

  外国の旅行者の方が多い。人気のルートのよう。

  今日は快晴。前日は西穂高山荘10センチの積雪があったそうだがトレースもはっきりしている。

    

  園地から登山道に入ると、一旦下る。冬登山ルートには竹ざおに赤い布がついた印が随所にあるので

  迷うことは無かった。

  気温が高いので、雪は柔らかい。道を外すと膝上まで踏み抜いてしまう。

  小屋までの最後ののぼりはかなりきつい急登。くぼみをしっかり辿り一歩一歩滑り落ちないように進む。

  結局小屋までアイゼン装着せず到着。

        

  今日はここまで。先着テント2張り。夕食お願いしテント設営。

  素晴らしい展望。笠が岳・焼岳等々いまだ冬の様相で君臨している。

  夕食は結局テント組のみ。こんな日に泊まる人が少ないのはもったいないと思う。

  夕暮れ・夜の星空も素敵。

 

04月10日(金)

 06時00分 出発

 08時00分 独標

 10時00分 西穂山荘

  今日は、独標最終目的に、いけるところまで行こうと出発。

  ワカン・ピッケルは不要そうなので軽装で出発。

  アイゼン装着し小屋前の一番きつい登り道を抜けると、いきなり雪の無いゴロタの道に遭遇。

  丸山まで大した雪も無く拍子抜け。丸山の上チョット長い雪の場所があったが大したことも無い。

      

  独標への最後の登りの岩場も雪はほとんど無し。氷も張っていない。

  最後までアイゼン装着していたが、ほとんど不要な箇所ばっかり。(まあ状況は変化するのでたまたまですが)

  ピッケル・ワカンは結局お荷物になっただけ。

        

  独標から西穂高岳への下りはさすがに厳しそう。(雪も残っている)。まだまだ行けそうだが自重。ここからでも十分展望を楽しめる。

    

  帰りは、アイゼンはずし小屋へ戻る。今日は小屋泊まりの登山者十数人。

 12時過ぎからてんこうあっか。雨のち雪。

      

 明日下山予定だが、テント撤収は苦労(苦痛)しそう。

  雪の風景も素敵。

04月11日(土)

 07時00分 出発

 08時50分 山頂駅

  寝坊して出発時刻遅れる。テントには雪が張り付き、まずは雪払い、テント周りの雪かき。(10センチ程度の積雪)

  寒い時の雨・雪での撤収は手がこごえてこたえる。まあこれもトレーニング。

  下山道ほとんど踏み後消えているが、竹ざおの印があるので問題は無い。

  チョット道を外すと、踏み抜き・すべりで数回転倒。慎重に硬いところを探り下山。

  ロープウェイ駅に到着すると、展望まったくなし。敢行の人には気の毒。 

 11時20分 釜トンネル入口

 13時50分 小梨平 

   ロープウェイバスを乗り継ぎ中の湯バス停へ。雪もやみ長いトンネルを抜けひたすら小梨平を目指す。

   道は除雪され、まったく雪なし。大正池の木道などは雪の中。(歩いている人は結構いるみたい)

   小梨平のテント場は雪なし。冬季用のトイレは入り口の公衆トイレの裏側。温水で凍結防止対応。

   テント設営し周辺散策。穂高連峰等上部雲に覆われている。開業に向け、建物・道路の工事施工中。

   今日はテント7つくらい張っている。

     

04月12日(日)

 06時20分 出発

 07時30分 明神

 08時50分 徳沢

 10時15分 横尾

 11時15分 徳沢

 12時00分 明神

 13時10分 河童橋

  朝快晴。びっくりするくらい穂高・焼岳の雪化粧がくっきり見える。今までで最高の景色。

  川べりで十分堪能した後横尾へ向かう。

        

  雪が少なく、足跡があるので迷うことは無い(前回は断念)

  川まで雪が埋まっていて、足跡のくぼみを確保しつつ横切る場所多数。最後は登山道断念し、

  工事用道路(除雪済み)を歩く。各小屋まで除雪済みの工事用道路でつながれており小屋周辺は除雪済み。

        

  横尾には、冬季用避難小屋、トイレもありここまで来る人も多いよう。(当然冬山登山の基地)

  槍ヶ岳方面・涸沢方面とも雪深い道のまま。

      

  小梨平に戻ると、テントなし。ビジターセンター前の舗装工事だけ施工されていて、日帰りの人数人のみ。

  予備のバッテリーもあがり措置なし。厳寒自にはわかるがはっきりいって不良品と思う。(設計が悪い)

 

04月13日(月)

 05時30分 河童橋

 06時00分 帝国ホテル

 07時00分 釜トンネル

 07時20分 中の湯バス停

  雨・雪の上高地撮影したかったが、バッテリーオーバーで不可能。

  そうなったら早々テント濡れないうちに撤収がベストと判断。

  心残りながら、雨が降らないうちにテント接収し下山開始。

  帝国ホテル前から雪が降り始め、バス停まで続く。

  バス停につながる所に、雪崩対応のトンネルがあり雨宿りで一息。雪から雨になる。

  松本行きのバスに乗車し今回の山歩き終了。

  

コメント
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