太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

滝宮天満宮の鷽替神事 その1

2014年05月27日 | 各地のうそ替え

よく晴れたGW後半。
広報部鳥は太宰府の木うそが出品されている香川県高松市の「まちのシューレ」におでかけ。

せっかく香川に来てるので、うそかえ祭りが行われる滝宮天満宮(たきのみやてんまんぐう)
に行ってみました。
高松琴平電気鉄道=ことでんに乗って、高松築港駅から約40分。滝宮駅に到着。


レトロな滝宮駅前には滝宮天満宮の看板があり、うそかえ祭りと滝宮念仏踊りも掲示されています。


滝宮駅から徒歩3分。滝宮天満宮に到着しました。


瀧宮天満宮の由来は滝宮天満宮HP(http://www.takinomiyatenmangu.com/index.html)を参照いた
しますと、

今から約1100年前の仁和二年(886)、菅原道真公は42歳で讃岐の国司に任じられ、同年四月に
滝宮の官舎に住まわれました。
国司(今の県知事くらい)として職務にあたっていた仁和四年は、田植えもできないほどの旱魃で讃岐の民は
困窮にあえぐ状況になりました。その時、菅原道真公は城山に登り、断食七日七晩祈り続けたところ、天の神
に祈りが通じ三日三晩、雨が降り続けました。
喜んだ国民は国司の邸に集結し、歓喜のあまり踊り舞いつつ、感謝を表しました。
それから時は流れ、今から約360年前の慶安元年(1648)、古例にならい、天満宮の社前にて念仏踊り
を行うようになり、「滝宮念仏踊り」は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
また、うそかえ神事は4月24日に斎行されています。


鳥居をくぐり、参門を抜け、参道を進むと、石段を上った先に本殿があります。
石段の左側に黄色い看板が…


童話桃太郎の作者は菅原道真公なのです。だそうです。


石段を上がると、唐破風に総瓦葺きの本殿です。
太宰府天満宮などの唐破風に檜皮葺きを見なれているからか、寺院を思わせるたたずまい。
しっかり、お詣りさせていただきました。

つづく…






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