きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

NHK 「おはようもぎたてラジオ便」11月放送予定

2006-11-03 | 会員の方からのおたより
NHK札幌放送「おはようもぎたてラジオ便」という番組の中の毎週水曜日・午前7時49分頃から55分頃までの時間帯に、「北海道森林物語」というコーナーがあります。
これは、きたネット正会員の北海道林業技士会が企画に携わり、また窓口になって製作している番組です。
森林と人の結びつきなどに関する情報を市民のみなさんにお伝えすることを目的として、北海道の森林にかかわる保全活動や研究、ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。
以下、11月の放送予定をご紹介します。

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11/ 8  徳田 佐和子●樹木を腐らせるキノコたち
[林業試験場保護部]
サルノコシカケと称されているキノコの仲間やシイタケ、エノキダケなど食べられるキノコは、枯れ木などの樹木を分解して生きている。生きている樹木を腐らせる木材腐朽菌は木材価値を低下させる。しかし、この木材腐朽菌は森林生態系の中で重要なはたらきをしている。その生活と役割について紹介する。

11/15  瀬口 好美●ほっかいどう森づくりコンクール」で最優秀賞を受賞!
[北海道指導林家]
昭和30年代後半から10haの山林に家族ぐるみでコツコツと森林造成をおこなってきた。現在は、優良材の生産を目標に、30年生以上に成長したカラマツ・トドマツの林に毎日通う日が続いている。このたび、森林づくりに対する熱意と努力が認められ、今年度から新たに実施した「ほっかいどう森づくりコンクール」のカラマツ部門で名誉ある最優秀賞を受賞した。山づくりへの思いを紹介する。

11/22 橋場 一行●健康優良樹を育てる
[樹木医会北海道支部長]
「健康優良樹」を1年でも長く育てることは、健康寿命を持続することであり、これによって環境緑化に役立つとともに、管理育成コストの軽減になる。「健康優良樹」を育てるには、初期の健康診断と治療など、予防医学的手法を行う必要である。このため、健康な樹木の障害となる原因を取り上げ解説する。

11/29 小林 祐昇●北海道型ペレットストーブの開発
[道立林業試験場企画指導部]
木質ペレットは環境にやさしい暖房用エネルギーの一つとして注目されている。需要促進を図るためには、一般家庭に設置しやすいデザイン・機能を持ったストーブの開発が必要である。当燐酸試験場では民間企業と共同研究でストーブの設計と思索を行っている。

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