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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

知りたいのは動機

2006-06-10 10:48:17 | ’08/12/7までの未整理日記

秋田小1殺害について、水死女子の母が殺害の詳細を供述し始めた。号泣し、手を合わせたいなどと言っているらしい。

なぜだか、口の奥に苦い味が広がっていくようなそんな感覚がする。犯人は捕まってもなんだかよく分からない事件で、どうしてもニュースに耳を済ませてしまう。

こんなこと言うとひんしゅくを買いそうだが、そのニュースが流れた時、犯人は女の子の母なのではと思ってしまった。なぜなら、一軒置いた隣同士と聞いては、通り魔的犯行ではなくて、共通の知り合いの中に犯人はいると考えるのが自然だからだ。

そして、パッと浮かんでしまったのだ。

ー僕が最後に見たんだよー

その言葉に、自分の子供の死の原因がその子にあるような錯覚に前後不覚になってしまった母の姿。

もちろん、すぐに心の中で打ち消した。火事の対岸にいるものはかくの如き無責任なものなのだ。そんな風に思ってしまった後ろめたさを感じながら、彼女に同情もし、警察が二人の子供の死の真相を解明してくれるように祈っていたのに。

だけど、前日の目撃証言が出たと言うニュースを見て、その証言をしたのはその母と聞いて、もう、やっぱりそうだと思った。今頃言うなんて。追い詰められているんだ。そんな風に感じたからだ。

近頃の私は仕事に追われて(愚図だから)、引きこもりがちで、情報はテレビのニュースとワイドショウに頼りがち。ワイドショウは捕まってしまえば、これでもかと言うくらいやるけれど、その前は悲劇の母と言う切り取った情報を流し続けていた。世のミス・マープルたちは週刊誌等の情報で、とっくにこの人にたどり着いていたみたいだ。

だけど、わからない。なぜ?

子の生前は育児放棄と言われていたのに、その子の捜査をさせたくて、人を殺すという大きなエネルギーを使うのだろうか。

または、一人で逝かせるのはかわいそうだからと言うエゴなのか。

昨日知ったのだが、少年はやはり少女の最後の目撃者だった。何か関係あるのだろうか。

号泣し手を合わせたいというのなら、しっかりと真実を語って欲しいと思っている

いろいろな事がありすぎる。はっきり言って付いていけない。

前に妹と姪がマンションのエレベーターに閉じ込められた事がある。それだって、凄い恐怖だと思う。エレベーターの扉が開いたとき、姪は、出たところで吐いてしまった。今は違うマンションに住んでいるが、そこに住んでいた時は二度と載らなかったそうだ。だけど、二人はいまだに閉所恐怖症だ。

妹に確かめに行けとはいえないが、そのエレベーターもシンドラー社のだったのかも。分からないのに言ってはいけない?でも、疑われても仕方がないくらい、欠陥エレベーターを売ってるよね、あそこ。

 

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雨が よんだよ~

2006-06-07 22:30:23 | 家族スナップ
今日はとても晴れていたかと思ったら、突然の激しい雨。そんなことの繰り返しと言った一日でしたね。

窓の外が急に明るくなって、まだ2歳ぐらいだったルート君が長靴をはいて外に飛び出した。

「ママ~、アメ、ヨンダヨ~」と言った。

―エ、何?ああ、そうか。―と思ったが、私は直さない。

だって、「雨が呼んだ」って楽しいじゃない。

雨が呼んだものって何があるかな。
澄み切った空気や、流れる雲、差し込む光の喜び。運がよければ、虹なども。葉に残る水滴の輝き、ただ雨が上がっただけで嬉しそうな子供の笑い声、それを見ている母の幸せ。

でも、ある日そう言ったルート君に、彼の言葉が遅い事を気にしていただんなが、
「違う『アメガ、ヤンダ』というんだ。」と教え、その後は聞くことは出来なかった、ルート君の「アメガ、ヨンダヨ~」。


また、ある日小学一年生だったラッタ君の遠足の作文を読んで気がついたことがあった。言おうかな、とふと思ったが、やはり母は言わなかった。ずっとずっと・・・

だけど、とうとう5年の遠足の作文に朱筆が付いた。
「お弁当の事は書かなくていいです。」

あ~ぁ、ちょっと残念。

ラッタ君はその時まで、遠足や運動会の作文で、ことごとく次のことを書き続けていた。

「お昼になり、お弁当を食べました。お弁当は、とてもおいしかったです。」
フフフ・・・


こんな母に育てられては「東大、早大、問題外」となるのも・・・いたしかたなし
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「功名が辻―光秀転落」

2006-06-05 02:33:56 | ドラマ (大河)

先週からの引き続きで明るい雰囲気で始まった今回の功名が辻。

こまめなお便り作戦で、戦場にいる男達の心を支え、内助の功は健在です。

ただ、ただでさえ一豊に絡むエピソードが少ないように思うのに、名槍を手に入れるシーンが、あんな運動会の父兄の応援のようなもので表現されたのかと思うと、少々寂しい気もします。  と言いながら、うまいこと考えたなと妙に感心もしたりして。

明るい雰囲気で始まったとはいえ中盤からはそうはいきません。「超」が付くほど強烈な個性の上司についていくと言うのは至難の技ではありませんね。

普通に考えたら常識的な「お陰さまで」的な挨拶をしていても、信長は許してはくれません。また蹴り倒し人々の面前でその頭を叩き、光秀のプライドを踏みにじります。ましてや、朝廷などもいらぬと言う信長の考えについていけない光秀もくっきりで、どんどん本能寺に対しての説得力が出てきます。

そして、家康接待のシーンへ。確か鮒寿司を出してしまうんですよね。でも、今回の功名が辻ではそうは言っていませんでしたね。鮒寿司は前に千代さんが褒めちぎっていたけれど。またしても怒りを買ってしまう光秀ですが、なぜ信長はここで光秀に次の指令を行ったのでしょうか。一豊が感じたように嫌っているしか思えませんよね。本人もそう受け止めても致しかたが無いではありませんか。

信長の真意ーそれは、千代と秀吉の口からさりげなく出ていました。信長は本人が思っている以上に光秀の力を信じていたのだと思います。ただ、人は自分のように強くは無いのだと気がつくことが出来なかったのが、信長の悲劇だったのかもしれません。また、ここで光秀に別の選択肢が在ったことを秀吉がさらっと言っているような気がしました。

「耐えねばならぬ。」と。

もし、その選択を光秀が取り、逆境をばねに更なる領土の拡大を果たしていたら、信長の革命も果たされ、私たちはどんな日本に住んでいるのでしょうね。ふと、「時の旅人」っていう、昔のアニメを思い出してしまいました。腐りきった未来社会を変えるために、歴史を遡って、信長を本能寺で殺させないために闘うというお話。かなわぬ夢であっても、誰もが思うロマンがそこにあるのでしょうか。

ところで、六平太が暗躍していました。毛利の間者として、光秀そそのかしに大成功ではありませんか。

「あなたさまは、あなたさまのなすべきことをなさいませ・・」このようなことを言いましたが、・・・ふと、ここでも思ってしまいました。このセリフって、「お前は行って、、お前のなすべきことをすればいい」これって、キリストがユダに言ったセリフ。(本当かは知りません。たぶん『百億の昼と千億の夜』のセリフかな。)

次回本能寺のことも、歴史の中では、光秀のなすべきことーその使命であったということなのでしょうか。楽しみですね。

吹っ切れたような濃と、信長はいい感じでした。狂言回し役っぽい一豊ですが、千代との会話で、一豊が誰からも好かれているというような内容の事を千代が言い、

「それが唯一の俺の取りえかの」と言うのがありました。素晴らしい取り柄ですね。一豊さんはやっぱり、いい人。

 

 

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お早いお帰り

2006-06-03 21:42:50 | 家族スナップ
ある日の我が家の話です。

パソコンに向かっていただんなが、急に
「もうだめだ。」と言いました。

何をそんなに絶望しているのかと思ったら、彼のパソコンが壊れてしまったのでした。修理という言葉も出てきません。
「アー。」とか「ウー。」とかうるさいです。

出来るなら聞こえない振りをしていたいけれどそうもいきません。パソコンに触れる楽しさを覚えてしまうと、いつしかその時間が生活の一部になってしまうことも、今の私には分かります。

「仕方がないから、しばらくママのを借りるからいいや。」なんて言い出しました。でも、これは彼の作戦です。分かっていますよ。私も働いているので、時間差でパソコンを使うわけにはいきません。そして、お互いに自由時間をそれに費やす時間は同じです。

「あら、嫌だ。貸してあげない。」
「そんな、じゃあ、どうするんだよ。」
「買えばいいじゃん、どうせ、無いと困るんでしょ。」


本当は私が買ってあげるというわけではない、ということはわかっています。ただ、我が家は100%、私が家計管理をしていますので、こういう構図になるのです。

「買えば」と言われれば張り切るのは当たり前です。すぐにネットで調べ始めました。

その間、私は頭の中で只管お金の計算です。近頃私は電化製品貯金を始めていました。我が家の電化製品は、洗濯機から電子レンジ最近になってテレビまでどうも怪しげです。物を捨てるのが苦手なので、なだめながら使っていますが、何時突然さよならを告げられるか分かりません。
―そうだわ、そのお金があるし―   でも、始めたばかりで全然足りません。
―今まで借りた事はないけれど、ラッタかルートのお年玉貯金を借りようかな。―

そんな事考えながら、だんながこれなんかどうかなといっているのを覗いてみると、そんなに安くないし、これだったら電気屋さんで買っても同じじゃないと、ふと思ってしまったのが、更に自分の首を絞めることに。

―そうだわ、今だったら2ヵ月後の引き落としだから、その金額は溜まるはずだから―
「ねえ、お店でカードで買えばいいじゃない。その方が早いし。」

そこで、「あなたのストレス解消が明日のあなたの仕事を支えるの。この平成乱世と言われるこの時代に私は妻としてあなたと共に生きとうございます。」なんてことは言いませんが。当たり前ですね。

「じゃあ、行って来る。ラッター行くぞ。」
「エ、今から行くの。だって、閉店40分前だよ。」
てっきり週末にでも行くのかと思っていた私は、ちょっとビックリ。驚く間も無く、彼はもういません。
「あれ、なんで俺も行かなくちゃいけないんだ。」と自分の部屋からラッタ君が出てきて抗議をしたくても、もういないと知ると
「何ですか。あのお方の、この行動力は・・・」とニヤニヤしながら、追いかけて行きました。

ラッタ君に声をかけたのは、パソコンの知識に関してはすでにだんなを抜いているからです。私は時計を見ながら、閉店ぎりぎりまでいて、帰ってくるのは閉店15分後かなと思いました。

ところが、出かけてから25分後。
「ただいま~」二人で大きな箱を抱えて帰ってきました。はやい


おかしい・・・、往復に15分。品出ししたりレジ売ったりで、この買い物3分でしたの、もしかして。

父「ラッタ、これなんかどうだろう。」
ラッタ「別に、いいんじゃない。(どうでも。俺んじゃないし)」
父「じゃあ、これください。」
店員「こちらでございますね、(ラッキー、超イージーな客ジャン)」
ってこんな感じでしょうか。

しかも、思っていた金額より3万も高~い
ハア~    ・・・・欲しいと言われて、はいどうぞと言ってあげても実はあまり感謝されないと言う悲しいお話・・・・


     ざるですくって、どんぶりで数えて~   これって私の家計管理法









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