秋田小1殺害について、水死女子の母が殺害の詳細を供述し始めた。号泣し、手を合わせたいなどと言っているらしい。
なぜだか、口の奥に苦い味が広がっていくようなそんな感覚がする。犯人は捕まってもなんだかよく分からない事件で、どうしてもニュースに耳を済ませてしまう。
こんなこと言うとひんしゅくを買いそうだが、そのニュースが流れた時、犯人は女の子の母なのではと思ってしまった。なぜなら、一軒置いた隣同士と聞いては、通り魔的犯行ではなくて、共通の知り合いの中に犯人はいると考えるのが自然だからだ。
そして、パッと浮かんでしまったのだ。
ー僕が最後に見たんだよー
その言葉に、自分の子供の死の原因がその子にあるような錯覚に前後不覚になってしまった母の姿。
もちろん、すぐに心の中で打ち消した。火事の対岸にいるものはかくの如き無責任なものなのだ。そんな風に思ってしまった後ろめたさを感じながら、彼女に同情もし、警察が二人の子供の死の真相を解明してくれるように祈っていたのに。
だけど、前日の目撃証言が出たと言うニュースを見て、その証言をしたのはその母と聞いて、もう、やっぱりそうだと思った。今頃言うなんて。追い詰められているんだ。そんな風に感じたからだ。
近頃の私は仕事に追われて(愚図だから)、引きこもりがちで、情報はテレビのニュースとワイドショウに頼りがち。ワイドショウは捕まってしまえば、これでもかと言うくらいやるけれど、その前は悲劇の母と言う切り取った情報を流し続けていた。世のミス・マープルたちは週刊誌等の情報で、とっくにこの人にたどり着いていたみたいだ。
だけど、わからない。なぜ?
子の生前は育児放棄と言われていたのに、その子の捜査をさせたくて、人を殺すという大きなエネルギーを使うのだろうか。
または、一人で逝かせるのはかわいそうだからと言うエゴなのか。
昨日知ったのだが、少年はやはり少女の最後の目撃者だった。何か関係あるのだろうか。
号泣し手を合わせたいというのなら、しっかりと真実を語って欲しいと思っている。
いろいろな事がありすぎる。はっきり言って付いていけない。
前に妹と姪がマンションのエレベーターに閉じ込められた事がある。それだって、凄い恐怖だと思う。エレベーターの扉が開いたとき、姪は、出たところで吐いてしまった。今は違うマンションに住んでいるが、そこに住んでいた時は二度と載らなかったそうだ。だけど、二人はいまだに閉所恐怖症だ。
妹に確かめに行けとはいえないが、そのエレベーターもシンドラー社のだったのかも。分からないのに言ってはいけない?でも、疑われても仕方がないくらい、欠陥エレベーターを売ってるよね、あそこ。