
最後の10分くらいの時、本当にドキドキが止まりませんでした。
だって二人は本当に幸せそうで、逆に嫌な予感しなかったからです。
また逆恨みをした女にぐさりとかされたらどうしようかなんて思ってしまいました。
だから彼女が自ら去ったのかと思ったら、少しホッとしてしまいました。
なんかちょっと変な感覚です。
あの除夜の鐘をききながら、蔦重の作った本を見ながら、二人で語った事を思い出していた瀬川。
もうあなた、余計な事を考えちゃだめですよ。何も考えるなって、私、思ってしまいました。
だけど彼女は去って行ってしまいました。
思わず瞼が濡れました。
せっかく鳥山検校が離縁してくれたと言うのに・・・・。
きっと妻の願いを思って離縁してくれた彼は、きっと彼女は蔦重の所に向かったのだと思っていたと思います。
彼女が蔦重と一緒にならなかったことを知ったら、彼はどう思うかなと、ちょっとだけ気になってしまいました。
だけど鳥山検校も瀬川も、これでこのドラマからは消えて行ってしまうのでしょうか。
鳥山検校は、めしいのやりすぎの皆さんの親分であったかもしれませんが、妻には願いはすべて叶えようと誓いを立てるほどのいい男でしたよね。
最後に彼女から感謝はされたけれど、きっと寂しさは埋まらなかったのではないかと思ってしまいました。
ウキッによれば
「処分12年後の寛政3年(1791年)梅浦・神山・川西の元検校らとともに赦免され復官した。」とあり、なにげにホッとしました。
だけどそれは、市原隼人が演じている鳥山だからだと思います。
本当は人々から吸い取ったお金で吉原で豪遊し、金に物を言わせて人気花魁を身請けしたスケベおやじだったかもしれないじゃないですか。
ああ、だからドラマを見る時は、考えすぎちゃダメなんですよね(笑)
しかしね、やりすぎの一味とか検校たち一派の事を言ってるけれど、幕府は更にその上を行った、むかつく存在じゃアなかったですか。
あの後の田沼の発言を見ていると、やっぱり鳥山検校たちに同情しても良いような気がしてしまいますよね。
今回、印象的だったのは、最初の方の亡八の皆さんたちとの歌会のシーンです。
なんだかんだと、皆蔦重の味方になっていましたね。予告編では、ちょっと心配になったおやじ様でさえ味方になっている感じでした。
歌で会話するなんて、粋な感じがしましたよね。
でも今度の敵は幕府でしょうか。
蔦重の独立は難しくなってきてしまいました。
それと源内先生・・・・大丈夫でしょうか。
心配ですね。というわけで、また次回が楽しみです。
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