1959年、阿部サダヲ演じる田畑政治らが、オリンピック開催国を知らせる「東京」の文字が書かれたものを手に、皆晴れがましい顔をして、それを告げるシーンでは、私は胸がいっぱいになりました。
ああ、あの感動の大会は、こんな風に始まって行ったのだと思いました。
だけど心の片隅で、このシーンを今のオリンピックの事と重ねて、批判的に言う方もきっといるんだろうなと思いました。
いろいろあるとは思います。
でも、あの1964年の東京オリンピックは、本当に感動的でそして日本に希望を与えたものだったのですよ。
そして日本が、いろいろな面で世界に追いついてなかった時代に、初めてオリンピックに参加した男の物語にも、ワクワクするものを感じました。
初回は、過去と現代(と言っても1959年)を行きつ戻りつで、そしてメインの登場人物のほとんどを紹介したと言っていい、なかなか見応えのある回だったと思います。本当に豪華キャスト。それだけでも嬉しいです。
講道館創始者の嘉納治五郎がオリンピックに、日本を初めて参加させるまでの物語。
田畑政治たちが東京にオリンピックを開催させていく物語。
それに加えて、ストーリーの進行役の志ん生一家と弟子たちの物語までもが、進行して行くのですね。
この先も、このクドカン作品に期待したいと思います。
初回の印象深いシーンはたくさんあったのですが、杉本哲太演じる永井道明が語るオリンピックを見た感想は印象に残りました。
今でこそ、マラソン選手がフラフラになってゴールに入ってきた時、周りにいる者が応援し叱咤激励しようやくゴールすると、皆その姿に感動すると思います。だけどまだスポーツの概念もなかった時代には、それはただ勝ち負けに拘る過酷な鍛錬にしか見えなかったのですね。
だから彼はその時の感想をもとに、「死人が出るかもしれない。」と反対したのでした。
ちゃんとした訓練もなくマラソンの距離を走るなんて、無謀と言えば無謀な事ですよね、確かに。
金栗四三が血まみれになって予選会のゴールに入ってくるシーンも、インパクトがありました。
なんで血まみれ?
と思ったら、雨で帽子の赤が落ちたと !!
なんか細かーい !!
と、私、妙な感心をしてしまいました。
だけど私、あのシーン、車屋さんの清さんがどうなってしまったのかが気になってしまって、イマイチ感情移入が出来なかった~ !!!
と、なんで小さく叫び続けているのか分かりませんが、次回は四三の物語になる模様。
清さーん !
ゴール出来たのかーい?
ああ、気になる。
大河の感想は、今はほとんど初回と最終回しか感想を書いていないのですが、また気まぐれに書くかもしれません。だけど予定通りに二回しか書かないかも知れないし、気分次第です。
だけど一年、楽しみに見続けると思います。
来週も楽しみです♪
頼りにさせてください。
私も「いだてん」見たよ~!面白かった!
最後、走ってくる地下足袋が映ったとき「清さんだ!」って一瞬思っちゃった、でもそこは「主人公」でしたね(^^♪清さん、ゴールしたんでしょうか。
あと、血まみれ?と思ったら帽子の色落ち。でも歌舞伎の隈取にも見えて、楽しめました。
今年もkiryiさんの記事楽しみにしてます、お体に気を付けて、良いお年をお迎えくださいね!
以前は大河の感想を毎週書いていました。だけどドラマの感想を毎週書くのって、意外と大変で(^_^;)
それでも
>頼りにさせてください。
などとおっしゃられると、調子に乗って書くかもしれません(笑)
それよりも
>昨夜は親しい方の訃報で
思わず、ドラマを見ていても心非ずにもなりますよね。
その方のご冥福をお祈りいたします。
これからもよろしくお願い致します。
私のブログもとうとう14年目に入り、その長さと同じお付き合いの長さですね~☆しみじみ~☆
「いだてん」のあのシーン、やっぱり清さんだって思ってしまいましたよね。彼はどうしたんだって、気になる~?!
そう思わせるのも狙いなのかも知れませんね。
それから我が家でも、「流石、勘九郎、歌舞伎役者だけあって隈取で出てきた。」と夫が言っていて笑っていたのですよ。
私は、ここで「流石」と言われる人は「クドカン」の方じゃないかと思ってしまったのですが(笑)
また今年一年、楽しい事がたくさんありますように。今年もよろしくお願い致します。