12月19日、耳鼻科の息がつまるような待合室から抜け出して、近くの公園を散歩しました。
今年の紅葉はいつかいつかと待っているうちに、気が付けば終わっていました。見つけた「赤」に走り寄っても、その「赤」はちっとも美しくないような気がします。
だけれど、この波のようにうねる葉の流れはいかがでしょうか。
ひっそりと我が季節を享受しているかのような紅葉ー。
葉を落とすと、その木の美しい枝ぶりも見えてくると言うものですね。
そしてお散歩に青空は一番のごちそうと言うか、いろいろなものが美しく見えるのが嬉しいのです。
ありがとう。
私の美しい散歩道。
ありがとう、おひさま。
そう思っているのは人ばかりではないはず。
そう言えば、ここ数日「梅の花」で検索して、私の梅の花の画像が載っている記事にたどり着いた方が数名いらっしゃるような気がします。たぶんそれは「狂い咲き」を目撃して検索されたのかも知れません。どこかでは、季節を勘違いして一輪二輪かは分からない事ですが、咲いてしまった梅と言う言葉が目に触れたような気がします。
でもこの公園の梅の木は、新しい枝を伸ばし、次の季節の訪れをじっと待っているかのようでした。