森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

雨の日には雨の中

2014-04-12 16:03:18 | 梢は歌う(日記)
 
雨の中
「ああ、どうして。」と姉が言った。「どうして悩みは一個ずつ来てくれないんだろう。」「そうだね、うん、そうだ。」と私も言った。だけど今日も私はぼんやりと何も考えずに、時間...
 

 

毎度言っていることですが、今日初めてここにいらしてくださった方もいらっしゃるかと思うので、同じことを書きます。

gooがサービスで送ってくれる昨年の記事。これを読むのが好きなんです。昨年の今頃何をしていたのかを知ることは、自分にとってはなかなか大事なことだったりします。

私は昨年のその記事をしみじみとしみじみと読みました。

二人で過ごしたその時間も、ささやかな幸せな時間の蓄積です。

幸せな時間の蓄積が、人生を豊かにしすなわち幸せな人生だったと最後に言わしめるのではないでしょうか。

 

 そしてようやく辿り着いたと思っても、道は更にまた続くのです。

 

昨日もまたルートくんがオヤスミだったので一緒に昼食を食べに行きました。またも昨年4月に行った同じお店です。

そこで私は昨年と同じ話をしました。本当に思っている大事な話は、このように逃げられないような場所で言うのが私的いつもの作戦です。でも別にその話をしに来たのではありません。食事が終わってなんとなく話し始めたのですが、本当はまったく前と同じ内容であることは分かっていたのです。だって心配している内容が同じなわけですから。

ルートくんの手が会計の用紙に伸びます。

「またそんな同じ話を聞かせられるなら、俺が払ってさっさと帰るわ。」と彼は言いました。でも別に怒っているわけではありません。

「あっ、いいよいいよ。」と私。

「だけど同じ話だっていいじゃん。同じ話がしたいんだから。」

「だって五回ぐらい聞いている。」

「はぁ、何を言ってるの。二回目よ。しかも大事な話だから、良く聞いてください。あっ、いやいや、大事な話だから覚えていたのね。だから五回ぐらい聞いたような気になってるんじゃ・・」

「だから本当は五回・・・。」

「二回よ!!」

 

本当に大事なことは何回話したかじゃないのに、いつの間にか論点がすり替わってる・・・なんてことは彼と私の間ではよくあることなんだと思います。

しかもお店に出た時に微妙に後悔してしまいました。同じ話をしてしまったことにではありません。

せっかく彼の手がお会計のアレに伸びたというのに、なんで「いいよ、いいよ」などと言ってしまったというのでしょう。

まあ、ワタクシ親ですからね。彼には食費も入れて頂いてるわけですからね。

でもなんかちょっとだけ失敗したなぁって思ってしまいましたよ。

 

ルートくんが出掛けた日は生暖かい春の日でしたが、昨年の記事に合わせて、以下は今年の雨の日の画像を数枚アップしておこうと思います。

 

 

 

既に今頃は葉桜。だけれどこの時は雨にも負けず健気に咲いていたのです。

 

 

 

 

桜には青空が似合うと思いますが、いつも私の桜はの背景はグレーが多いのです。淋しげで墨絵世界のようです。

そして実はこんな桜も好きなんです。

 

 

 

 

咲く花にばかり目がいってしまいますが、

 

 

 

 

 よく見ると、まっすぐに新しい枝がするする伸びて次の季節に備えているのが分かるのでした。

春がくると、まるで約束を果たすように花を咲かせ人々の心を癒してくれる春の花々。

 

そしてようやく辿り着いたと思っても、季節はまた巡っていくのです。

 

 

 


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