人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

死に対する勝利

2019年06月07日 | お気に入りの言葉

   分別のある人はだれでも、自分が明日の朝生きていることを保証できません。 すべての人は、いかなる階級、いかなる宗教、いかなる人種の人であっても、みな死ななければならないことは確かです。

  聖書はこう言っています。「まことに賢い人も死に、愚かな者も、獣のような者も、ひとしく滅んで、その富を他人に残すことは人の見るところである」(詩篇四九・一〇)。

  イエス・キリストを信じることによって、私たちは主の復活にあずかり、死に対して勝利を得るのです。 聖書は、死が避けることのできないものであることをなんども警告していますが、同時に命を得ることのできる道があることも保証しています。

  使徒パウロは、「それが今、私たちの救い主キリスト・イエスの現れによって明らかにされたのです。 キリストは死を滅ぼし、福音によって、いのちと不滅を明らかに示されました」(第二テモテ一・一〇)と述べています。  喜びを得るためには、必ずしも悲しみや、苦痛や、試みがなくなる必要はありません。 これらのことの中にあっても、イエス・キリストによる神の喜びはあるのです。  もし、私たの宗教が喜びの祝福を私たちに与える力がないなら、私たちがキリストに完全に服従するという点が、私たちの信仰の内容の点で、誤りがあるのです。

 ポールB.スミス著 山口昇訳 日ごとの福音より