人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

人生問題

2019年04月06日 | お気に入りの言葉

 イエスはこれらのを語り終えてから、そこを立ち去られた。  そして郷里に行き、会堂で人々を教えられたところ、彼らは驚いて言った、 「この人は、この知恵とこれらの力あるわざとを、どこで習ってきたのか。  この人は大工の子ではないか。母はマリヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。  またその姉妹たちもみな、わたしたちと一緒にいるではないか。こんな数々のことを、いったい、どこで習ってきたのか」。 (マタイ伝一三・五三-五六)

「彼は木匠にあらずや」、われらの模範は木匠でありました。 われらの理想は、貧しき、 正直なる、勤勉なる職工でありました。 天国はいずれの職業にあっても(不正なるものを除いては)達することのできるところであります。 それ故に、職業選択問題はさほどにたいせつなる問題ではありません。 もっともたいせつなる問題は人生問題であります。 赦罪問題であります。天国問題であります。 われらがこの世にあって何の事業をなそうか、それはわれらにとっては、いたって小なる問題であります。

 一日一生 内村鑑三著より