わたしのために執り成す方、わたしの友、
神を仰いでわたしの目は涙を流す。
人とその友の間を裁くように、
神が御自分とこの男の間を裁いてくださるように。ヨブ記一六章二〇、二一節
「話せばわかる」という言葉があります。
行き違いや誤解は話し合いの不足から来ていると考えるわけです。
しかしどんなに話し合っても、理解し合えないことはあります。
どうしても解くことのできない対立はあります。
人間関係にはそういうのっぴきならないものが含まれています。
だからつらい。
のっぴきならない関係を裁くことのできる方がいてくださる・・その一事を信じて、ゆだねて信仰者は時を待ちます。切れないのです。
小島誠志著 「朝の道しるべ 聖句断想 366日」より