彼らはイエスを十字架につけた。またイエスと一緒にほかの二人をも、イエスを真ん中にして十字架につけた。ヨハネによる福音書一九章一八節
犯罪人のふたりが十字架につけられます。
彼らは自分の罪の生涯の結末を迎えているのであります。
その彼らの真ん中でイエスは十字架についています。
わたしたちもいつかこの体の死の時を迎えなければなりません。
罪の結末ですから楽ではないと思います。
しかし、その死にもはや呪いはないのです。
わたしたちの隣で、救い主がその呪いのすべてを受けてくださっているからであります。
苦しいけれど、それは命への入り口であります。
小島誠志著 「朝の道しるべ 聖句断想 366日」より