人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

互いに相手を自分より優れた者と考える

2011年10月24日 | 聖書

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。自分のことだけでなく、他の人のことも顧みなさい」フィリピ人への手紙2:3-4

上司がみんなの気持ちをおしはかって「いいわけ」をきいてやろうとすると、みんなは歯をくいしばっても「いいわけ」をいうまいと頑張る。「無理するな」といたわって上げると、自ら進んで、「重い石」を持とうとする。人間というものは妙な存在で、いわば、「魚心水心」である。相手の気持ちを察して上げると自分の義務に奮い立ってくる。義務よばわりをされると、自分の権利を主張したくなってくる。こうなっては和のムードはたちまち破壊されてしまう。まずお互いが相手の基本的人権というものを認め上げ、これを尊敬して上げることだ。尊敬されていながら、自分の義務を怠るような人間は少ないし、そんな人はこの世間でははじき出されてしまう........友松圓諦著人生百訓365日より

長年勤めてきた経験から仕事上の人間関係は難しいものだと思います。円滑に気持ちよく仕事を進めていくには、尊敬(へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思う)や他人のことを考えること、このような心構えが必要であると思います。