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バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

約束

2012年08月17日 | 記事日記


 我が子と同じように、子供を可愛がって下さる方がありました。
いつまでたってもご恩に思う方です。

ご子息が成長され、可愛いお嫁さんを貰われました。
彼女がお嫁さんだと分かった時、Jとなんて可愛い人だろうと、二人の出発を心から祝福しました。

若いご夫婦が力を合わせて子育てをしておられる姿に、今も心の中でエールを送り続けています。

赤いトマトが実った時、「○ちゃん、☆家に届けようか」と言いました。
Jも応援団のひとりなのです。


二人でダラァとしている時、お嫁さんのSちゃんが、「帰って来ました・・・」と言って、お里帰りのお土産を届けて下さいました。

「○さんのトマトは美味しいです」 Sちゃんは、ちゃんと大人の表現の出来る聡明な女性です(笑)

孫のHが帰って来たら、☆家に表敬訪問させたい、いつもそう思っています。


お嬢さんの時に出会ってから、お母さんになっても美しさが少しも変わらない不思議なSちゃん。
K君も逞しい素敵なお父さんになって、見ていて嬉しい。
Jは来年も、きっとトマトを作るから貰ってやってね。



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ももこ

2012年08月17日 | 我が家の伝言板


 本当は美しい雲が浮かぶ青空でしたが、こんな毛色を持つ猫が死にました。

ももちゃんは大変おブスでしたが、性格の愛らしい猫でした。

猫なのに、人は顔じゃないことをそれとなく教える伝道者でした。

妹家族が外国で休暇を取る前日に亡くなりました。

早朝の出発の為、わたくしがももこを斎場に運びました。

父に最後のお別れに、箱の上から撫ぜて貰いました。



人はどんな時に空を見上げるのだろう。


最後のお別れをどうぞと言われ、箱を開けて下さいました。
昨日見たままで、おばさん、ワタシは安らかですよ、と言っているようでした。

少しも変わっていなくて、綺麗でした。
ももちゃんはおブスだと思っていましたが、こんなに綺麗な猫だったのです。

姪や妹の心づくしなのでしょう。
小さなお菓子や、手紙が入っていました。

父を励まし、家族を勇気付けて来た、女系の家の雌猫でした。
出発前に亡くなり、可愛がっていた家族にも、きちんとお別れをさせてくれました。

動物など一度も飼った事の無い私にも、彼女を運ぶという別れの仕事をさせて、ももはなんと名猫であるかと、静かに斎場の空を見上げました。




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拾うということ

2012年08月16日 | 記事日記


 蕎麦に素麺、冷やしうどんと、夏は麺類が重宝します。

今年も嫁のYちゃんの実家から、ご両親の故郷「徳島産」の名物が送られて来ました。
鳴門わかめの上質さには二言はありませんが、いつもこの「阿波うどん」というものを付けて下さいます。

あえてオススメに書いてある、熱々つけめんにして頂きました。



讃岐の強いコシとは違い、モチモチ感が印象的です。
薬味は定番の、土生姜やスリゴマ等を使いました。

居ながらにして、土地の美味しい物を味わわせ頂き、ありがたいことだと感謝をしています。


徳島市は中心に吉野川が流れ、背に眉山を負う、大変美しい景観を持つ土地柄です。
Yちゃんとご縁を頂く前に、家の精霊流しを終えて、一路「本四道路」を突き抜けた事があります。

阿波おどりを観るためでした。
二時間と少し見物をして、また明石海峡を目指しUターンをしました。
とても印象的で、今も忘れられない街になっています。

昨日の阿波おどりファイナルも、さぞ賑やかだった事と思います。

こうして地の物をお届け頂くと、楽奏や喧騒が一気に思い出され、踊りの鮮烈な印象と共に、あんな早業がよく出来たものだと、4~5年前の“若さ”に驚いたりしています(笑)

阿波おどりの鎮まりと共に、お盆が終わりました。
今日は京都五山の送り火ですね。
夏が少しずつ遠去かろうとしています。

比較的元気で過ごしている夏に感謝をして、もうひとつ自分の中で、行く夏をつかまえようと考えています。
美味しいケーキを食べることであったり、流れる川に足をつけることであったり、小さな事で構わないのです。
「忘れない」という意識を強く持って臨んでいると、小さなことが輝いて行きます。

そういう強さを身に付ける事も、また楽しい夏だったりするのですよね。


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心のしおり~ 負けず嫌い

2012年08月15日 | 我が家の伝言板


 「お母さん、今度蕎麦屋に行ったら、鴨せいろにしなさいよ」

その美味しさを得々と語っていた娘の話をすっかり忘れて、出先でお得感の強いサービスメミューを注文してしまいました。



これってお蕎麦はなかったかしら?
Jと二人で同じ事を思って、顔を見合わせましたが、それを察しておかみさんが、手打ちは後から出て来ますよ、と言われました(笑)



ちょっと苦手な麦とろも、七味を少し入れるとパンチが効いていつもより美味しく感じました。



なるほどこれは多彩で、このお店のナンバー1メニューということが伺えます。
鴨せいろは、もう少し高い値段表示なので、どれくらい美味しいのかなぁ。


「Jさん、明日死ぬと分かっていたら、何を食べても美味しくないから、明日も元気だと分かっていたら何を食べたい?」

「口の中でとろっぅととろけるステーキ!」

即答でした。

「ステーキかぁ・・・それもいいわね。Jさん、うなぎは?」

「・・・僕はステーキ」


私が娘に何度かご馳走になったステーキの話が、Jのトラウマになってしまったんだなぁ。

「Jさんは飲むから、連れて行って貰えないのよ」

「飲み代くらい僕が出すよ」


嗚呼。やっぱりそうだった。

Kちゃん、お父さんの待っているものは、タイツよりステーキだわ。
どうぞ早めによくして上げて(笑)


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夏の童話

2012年08月14日 | 記事日記


 ゲリラ雨で、交通に影響が出ましたが、同じ近畿でも、当地域には涼風を感じさせるものになりました。

***「お母さん、大丈夫?」通勤の電車が止まり、駅で途方に暮れる娘から、父母を心配する電話が入って、悪い状況を知りました。京都あたりでは、頭の上で一晩中雷が鳴り響く夜を過ごしたようです ***


被害もなかった私達夫婦は、それぞれの時間を、それぞれの部屋に分かれて過ごしています。

わたくしは、妹から贈られた冬瓜のレシピに目を通しています。



皆さんの親切をいっぱい受けていますが、冬瓜はその勢いを持ってプレッシャーを掛けて来ます。

また一個増えていました。



忙(せわ)しなく、可笑しくて、気絶したい気分になって来ました。
皆さん、馬車に乗って、およろしければいらして下さい。


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いとし子

2012年08月12日 | 旅 紀行


 とある休憩所に、不思議な顔の親子が並んでいました。

よく似た顔の親子ですね。


海外での休暇の直前に、律儀に顔出しをした娘を連れて、Jはこの半期頑張った彼女への慰労に、山のふもとへと向かいました。



夏にはピッタリの名、1,500メートルの氷ノ山(ひょうのせん)の里山にある、あまご料理を提供される民家。
彼女のたっての希望でした。

 
 
 
 

素朴なもてなしを頂きながら、たくさんのあまごが顔を出しました。
自宅から片道三時間くらいの遠足でしたが、三人にとっては、またひとつ、忘れないと思う思い出になりました。

お兄ちゃんがいたら喜ぶのに・・・
彼女は何度かそう言いました。
それぞれの進路の為、一緒に暮した時期は短い兄妹でしたが、感じるものがあるのでしょう。


田舎の街道は途切れる事無く車が走り、ふるさとに向かっている事を思わせるものでした。
帰って来てくれた娘が、また半期元気に頑張れるように、在所の父母も元気にいなければと、心を新たにしたひと日でした。



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強くて優しい女の子

2012年08月10日 | 記事日記


 泣きたくない私が感涙をしました。

密かに密かに、誰にも言わず応援していたのが、レスリング女子55キロ級・吉田沙保里選手です。





栄監督を投げ飛ばし、父親を肩車するパフォーマンスは、涙と笑いで琴線を刺激します。



おめでとう、おめでとう。
我が家で一番元気な花を贈ります。

ゆかたを着たりして、普通の事がしたいって・・・

泣けますよね・・・
ゆかたくらい、おばさんに買わせて・・・(涙)


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白と琥珀

2012年08月09日 | 記事日記
 「バラは枯れても」と残暑見舞いを書きましたので、もしかして敬愛するM先輩に、いらぬご心配をお掛けしたのではと思い、いたって元気なバラをご報告致します。



背丈も伸びて、軽く夏剪定をする時期になりましたか?
何度か虫を見つけてハラハラしましたが、今現在、健康な状態に思われます。

秋には待望の白バラがきっと咲いてくれますように。


「○ちゃん、シマッタ!」
朝はヒャっとする高台の小家庭から、今朝も元気な声が響きました。

「今日から新しいカップなのに忘れた!」


これと言って変化のない家庭に、ちょっと新しいものを取り入れようと、ギフトから珍しくコーヒーカップを選んでいました。
今朝からこれを使おうと言っていたのをJはすっかり忘れていました。



リタイア後はずっと、朝のコーヒーは自分の役目のようにして、上手に入れてくれます。
ミルからサイホンまで、一通りこなしていましたが、今はドリップコーヒーに美味しいものを見つけて、超簡単になりました。

ミル引きには叶わないと思いますが、ドリップも封を切った瞬間は、それで充分シアワセになります。

朝はぐうたら妻で(笑)豆夫?さんを夫に持って中々イケテイマス。


お盆に向けてダッシュですね。
以外と夏強い夏子は、今から目標に向かって駆け出します。


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夏の冬瓜

2012年08月09日 | 記事日記
 「○ちゃん、喜ばれたよ!」

夫が明るい声で、アウェイでの野球から帰って来ました。

先日、冬瓜を貰って下さった方からの、お礼の言葉を頂いたのでした。

「あんな大きな冬瓜を見たことが無いと言っておられたよ。奥さんが、○ちゃんにレシピを下さったよ」



そうなんです。
わたくしも、冬瓜があんなに大きくなるとは知りませんでした。
食べ助けをして頂いて、こちらのほうが感謝をしています。

まだ中くらいのものが何個かぶら下がっています。
今にも落ちて来ないか心配しています。
きっと私を直撃して、気絶しそうな気がします。



一階を踏破した蔓が、行き場を失くして下がって来ました。



こんなことが妙に面白くて、楽しい夏になっていますが、子供に当たると大変ですので、今夕あたり収穫します。
貰って頂けませんか?(笑)


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バラは枯れても

2012年08月08日 | 記事日記


               残暑お見舞い申し上げます


 少しかすんでいますが、いよいよ高校野球の開幕です。

兵庫代表・滝川第二高校は、すぐお隣の町にあります。
決勝を競った加古川北高校も片方の隣町で、Jも地方大会から何度か各球場に足を運び、熱戦を見て来ました。
半世紀以上野球をやっていると、目は確かなようで、この日も、滝川だなぁと言って出て行きましたが、そのような結果になりました。

東洋大姫路の敗退は少し残念だったようです。

「一生懸命」

このことが胸を打つのでしょうね。


六時四十分、ひとしきり素振りをして、Jはお迎えの車に乗って自らの球場に向かいました。

長年、野球遊人の妻をやっていますが、ほとほと感心しています。


              皆様くれぐれも御身ご自愛くださいますように



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立秋は夏盛り

2012年08月07日 | 記事日記



 陽炎の立つ、痛烈な朝がやって来ました。
それでも夏花は、果敢に暑さに立ち向かいます。

園芸は時に辛い作業ですが、草花が持つ姿勢への学びが、ひとつの魅力なのだと感じています。

世界スポーツの祭典からも、同じような魅力を感じる日々です。

がんばれ ニッポン あとひとつ。

スポーツは素晴しいですね。


泥臭いJの魅力も不可思議なもので、外に出ると何かを下げて帰ります。

「○ちゃん、貰った」

氷に冷やされた鮎を下げていました。
天然鮎です。

「背びれと尾びれにアラ塩を巻いて、後はパラパラと塩を振って、弱火でじっくり焼けばいいんだって」



言われた通りにやって見ました。

素人焼きでお見苦しいですが、味は・・・
素材の良さは技量をはるかに上回り・・・おおっおいしいいっ。

鮎の焼きたてはこんなに美味しいものなのですね。
決め手はハラワタ。恐れ入りました。

回りの方の愛情を頂きながら、なんだかんだと秋立つ夏が賑やかで、Jがくれた細いほうの鮎を二匹頬張りました。

真ん中の太いほう・・・
まぁ いいか。


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月曜便り43 「兄妹揃って」

2012年08月06日 | 我が家の伝言板
 お父さんが喜ぶから・・・その一心で小庭をはいずり回り、四~五日掛けて手入れをした外の風景です。





別に何ていう事はありませんね(笑)


500グラム体重が落ちて喜んでいます。
夏の園芸 “大外回り必殺体重掛け” は“有効”勝ちでした。

その点、日本柔道は低迷しましたね(クスン)

オリンピック話でもしませんか?
皆が揃ったら、裏庭でバーベキューをと思っています。
手抜きですが、帰っていらっしゃい。是非、ふるさとへ。


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それぞれの朝に

2012年08月05日 | 記事日記


 今朝は早朝から蝉の声が激しく、それでも外に出て、何か涼しげなものはないかと探して見ました。

 

せいぜいこんなくらいですが、夏花壇の手入れという、大仕事を終えた後だったので、気持ちは非常に涼やかでした。

夫も終盤に入ったトマトの収穫をしています。



何でもない朝ですが、二人でいることの、次への入り口をふと楽しんだりしています。


蝉が一段と音響を上げました。
蝉は鳴くものと心得て、唯我独尊わたくし達は蕎麦をすする事に意見が合いました。

少し楽しみな、出発の仕度です。


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心のしおり~ 夏子の夏

2012年08月04日 | 記事日記


 「Jさん、私にメダルを頂戴」

「上げよう、上げようプラチナでいい?」

Jにそう言われて、夏庭の手入れが九分方終わりました。


「○さん、いいかげんにしなさいよ!」

人生の先輩が心配をして、愛情を込めて、道すがら止めるように言って下さいます。

<後少しなのです。見逃して下さい> 心でそうお答えをして、後姿に頭を下げました。



ガーベラを一輪切り落として、部屋に入れました。
Jさん、メダルは真ん丸い、この花でいいわ。




頬かぶりに作業着、一等盛装で花ガラを摘んでいると、夫の賑やかしい声が聞こえます。

Jと私の共通の友人、Dさんが自家製の野菜を届けてくれました。
スイカも?
嬉しいなぁ。

私とJが結婚すると聞いて、腰を抜かすほど驚いたと言うDは、小学校からの同級生です。
Dと夫は若い時代の野球のチームメイトでした。

こうして夏になると、ひょっこり現れては、一花咲かせて帰って行きます。
いつまで経っても気の置けない、ベストフレンドです。




我が家にとってはまたとない贈り物を頂きましたが、ポコポコ採れては思案していた我が家の冬瓜も、貰って頂ける方があって、今朝お嫁入りをしました。
小形のスイカくらいの大きさになっています。

裏の畑にはまだぶら下がっています(笑)



なんともユーモラスなグリーンカーテンで、今夏一番の上出来作品になりました。


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