黄色い桃と赤い桃太郎

　商品の陳列を見ながら思案をしていると、「○さん」と声が掛かりました。
「今、お寄りして来たのですよ。Ｊさんがおられましたので」
若いお友達のＳちゃんでした。郷里の桃を頂戴したようです。

家に帰って見せて頂くと、素晴らしい到来物でした。
「うれしい～」今年は初物になりますし、桃は高価なので、私達はなかなか手に出来ません。
もちろんストレートに食べても良かったのですが、サンド仕立てにして見ました。


サンドイッチパンの両面に、マーガリンと、ホイップクリームを塗り、桃を挟んで、暫く重しをして馴染ませるだけですが、簡単なフルーツサンドが出来上がります。
桃の品質が良いのと、ホイップの甘い香りで、お菓子断ちの私には天国の味のよう(笑）でした。

「こんな上品な物を食べていると、人間が上品になるようだね」
「そうね、Ｊさん。人間はやはり食べる物で出来上がっているのかしら？」
感動的な会話を交わしながら、二人はペロリと平らげました(笑）
またとない物を頂戴しては、私達の半身は、皆様のご好意で出来上がっているのかも知れないと本気で思ったりします。

Ｓちゃん宅では「トマトカレー」が好評とお聞きして、我が家も作って見ました。




複雑に調味していきますが、やはりさっぱりとしておいしいですね。
真夏には一度は食べたくなる夏カレーです。

この日、夫は「納涼会」で夕食はいらなかったのですが、出来上がりを味見して貰いました。
「ベリーグッド！明日が楽しみ」
よかったらＳちゃんにまたトマトを貰って頂こう。
トマトもきっと嬉しいに違いない(笑）

にほんブログ村
ランキングに参加しています