

花鳥園で見たペンギンですが、可笑しかったのですよ。
ペンギンは立ったまま寝るようで、ペンギンにしたら少しも不思議でないのですが、私は可笑しくて、珍しくてじっと見ていました。
スッタフさんは、ここのペンギンは寒がりだと言っていましたが、まるで春光を楽しむように目を閉じていました。
居るだけで人を暖める存在は、人間の生き様の中でも金字塔に類しますね。
八十歳になったら飾り物になりなさいと教わりました。
Jに幸運のグラスのカップを送り、あなたは性格が良いからこの目標は必ず達成するわと激励しました。
ゆったりと、ポカポカと、片目をつむった言葉が空に昇って行きました。
Jがひとつお爺さんになる日の事でした。

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