バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

光る露跡

2012年11月08日 | 記事日記
 平成二十六年の大河ドラマが「軍師官兵衛」と決まり、周辺観光地の結束を高めようと、役所にブロジェクトチームが立ち上がったと聞きました。



その中にやはり三木市が入りましたが、頑張って欲しいものです。



市井人として、色々イメージを持っていますが、相手にして貰えませんので名刀キクマサを納めます(笑)

「軍師官兵衛」の盟友、竹中半兵衛が、秀吉と共に陣を張った、なだらかな山中に暮しています。

まさかJと、この所で暮すとは、当初のわたくしの脚本「愛の暮らし」にはありませんでした(笑)



半兵衛の約二年に及ぶ、干殺しの奇策の最中、舞い落ちる木の葉の姿に、城主・長治公はいよいよ決心を固めていかれるのでしょうか。
明けて一月十七日、まだ三歳の末の子も含め、一族総自害のはて開城されます。

「いまはだだ恨みもあらじ諸人の 命にかはるわが身と思へば」

名君は顕彰され、五月には「別所長治公まつり」が開催されます。

秀吉も若き城主の潔さに感動し、その後、この地に金物の製造技術を根付かせ、「日本一の金物の町」として、三木市の今日を誕生させたと言われています。

秀吉を恩義に思う人も多く、その秀吉を巡って、半兵衛、官兵衛とつながって行くのですね。



裏池に朝早くから、釣り糸を垂れる人がありました。
この池が、当時からあったものなのかを知りませんが、万年亀も住んでいます(笑)

天下を手中にした秀吉をして言わしめた、辞世句の至宝。

「露と落ち露と消えにしわが身かな 浪速のことも夢のまた夢」

2014年に映し出される映像文化、戦国乱世の物語を、軍師官兵衛の目を通して楽しみたいと思います。


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