





やっと見つけた宿で、食事がほぼ終わった頃、綺麗なおかみさんが出て来られて、「主人に聞いて、用意をしましたが、まだ牡蠣が小さくて申し訳ありません」としきりに頭を下げられました。
牡蠣はやはり、一月あたりが大きくて食べ応えがあるようです。
「私達にとっては初物ですので、充分満足しております」とお答えをして、出されたものはペロリと頂きました。
相生をほんの少し西に下ると赤穂市になります。
何度も来ていましたが、駅にはまだ入っていませんでした。
その駅は「JR播州赤穂駅」と言います。
わざわざ「播州」とうたうところで「赤穂浪士」が浮かびますね(笑)

そうなんです。
駅のコンコースには、すでに浪士がいっぱい揃って出迎えてくれます。


観光協会の中も充実していて、職員も揃いの「討ち入り法被」で、どこかのぼんやりした観光協会と違い、中々のものです。

我々も、いざ再びこの地に討ち入らんと、駅前で気勢を上げました(アチャ)

まず藩主浅野家の菩提寺、花岳寺を目指します。
駅から徒歩八分。

古い商店街の行き着く先に、このお寺はありました。

ゆっくりと、こんなにゆっくりと、見慣れた町を歩くのもまた良いものでした。
景勝地「赤穂御崎(みさき)」に上がって見ました。


回りの木々も赤くなるのをためらっているような、快晴の青い秋です。
暫くベンチに座って、Jと遠くに浮かぶ家島(いえしま)を見つめていました。
あの島は、わたくしに取って、実に不思議な島だった・・・(笑)
あなたも同じ事を思っているの?
播磨灘の島は今日も笑うように、手招きしているように見えない?Jさん。


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