夫の姉。つまりわたくしのお義姉さんの家には柿の木があり、吊るし柿用の立派な柿が成ります。
「今年も豊作だから取りにおいで」と言われ、夫は大好きな吊るし柿作りを始めました。
服が汚れるのを嫌い、野球の練習の後を作業時間に当てました。
クルクルと上手に剥いて行きます。
これをまたテラスの屋根下に器用に吊るして行きます。
わたくしが一年に一度だけ夫を見直す日です。
今日で104個出来たようですが、後もう100個作るそうです。
何個でもいいですが、わたくしが感心するのを楽しんでいるようです。
男の人はどうして妻に認められると嬉しいのでしょう。
テラス中、吊るし柿だらけにされても、この風景はいいものです。
今年は実りの秋も短いようですね。少し気持ちが焦りますが、柿暖簾の下で、残り少ない“今年という日”を大事にしていかなければと思いました。
一年(ひととせ)の 今日のひと日が 連なりて
暦のように 干され行く柿
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