原題 FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN/THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE
製作年度 2009年
製作国・地域 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
上映時間 130分 映倫 R15+
脚本 ヨナス・フリュクベリ
監督 ダニエル・アルフレッドソン
出演 ミカエル・ニクヴィスト/ノオミ・ラパス/アニカ・ハリン/ペール・オスカルソン/レナ・エンドレ/ペーター・アンデション/ヤコブ・エリクソン/パオロ・ロベルト
世界中でベストセラーとなったスウェーデンの小説「ミレニアム」3部作を映画化したシリーズ第2弾
鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。そんな時、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配に。過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ迫っていくが…。
その存在自体がミステリーなリスペット。
今回ほとんどのシーンで、あのメタル調ファッションではなく、ほぼスッピンで登場する彼女は、
150cm40キロということで、これは今の日本人の平均からみても小柄なほうだと思う。
そんな彼女を追い詰めていく罠に、誰にも頼らず一人で立ち向かう姿に、思わず応援しながらの2時間。
前作よりもリスペット自身が追い詰められる容疑者になっていることで、よりスリリング。
私はかなり楽しめました!
今作もリスペット自身を語るのに重要な部分は短くインサートされてはいますが、
前作をご覧になった方の方がよりリスペットの生き方、彼女の特殊な能力、ミカエルとの説明し難い関係が理解でき、
作品自体の面白さも増すような気がします。
いきなりリスペット包囲網。伏線も解り易く、余計に観客の不安を煽るような気がする展開に、
相変わらずのゆるいテンポながら引き摺り込まれます。
前回冒頭に出てきたリスペットの新しい後見人。
そもそも成人女性であるのに、なぜ後見人に管理されなくてはいけないのか。
それは彼女が無能力者というレッテルを貼られているからなのだが、そこにこそ彼女の謎が詰まっているという予感がしていたので、
ヨーロッパの少女虐待、人身売買を発端に巨悪に迫っていく展開に引き込まれました!
しかも敵が、不気味なのもよかったかも!
巷の評価がかなり低いので、二の足を踏んでいたわけですが、
キャストの平均年齢が異様に高いのと(爆)
登場人物が多く、また名前が覚え難いのを差し引いても、
これはじわじわとした恐怖に屈しない強い精神力と、頭脳で立ち向かうリスペットの活躍と、
正義感だけではないミカエルの行動、彼女に寄せる絆の強さで、飽きずにラストまで楽しめました。
しかも―、
ココまできたら、見届けなくちゃ!な終わり方。
中年ジャーナリストと、小柄な人間嫌いの天才ハッカーの戦い。次は完結編!
期待と言うより、純粋に興味が持てて、早くこの後の展開が観たいです
製作年度 2009年
製作国・地域 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
上映時間 130分 映倫 R15+
脚本 ヨナス・フリュクベリ
監督 ダニエル・アルフレッドソン
出演 ミカエル・ニクヴィスト/ノオミ・ラパス/アニカ・ハリン/ペール・オスカルソン/レナ・エンドレ/ペーター・アンデション/ヤコブ・エリクソン/パオロ・ロベルト
世界中でベストセラーとなったスウェーデンの小説「ミレニアム」3部作を映画化したシリーズ第2弾
鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。そんな時、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配に。過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ迫っていくが…。
その存在自体がミステリーなリスペット。
今回ほとんどのシーンで、あのメタル調ファッションではなく、ほぼスッピンで登場する彼女は、
150cm40キロということで、これは今の日本人の平均からみても小柄なほうだと思う。
そんな彼女を追い詰めていく罠に、誰にも頼らず一人で立ち向かう姿に、思わず応援しながらの2時間。
前作よりもリスペット自身が追い詰められる容疑者になっていることで、よりスリリング。
私はかなり楽しめました!
今作もリスペット自身を語るのに重要な部分は短くインサートされてはいますが、
前作をご覧になった方の方がよりリスペットの生き方、彼女の特殊な能力、ミカエルとの説明し難い関係が理解でき、
作品自体の面白さも増すような気がします。
いきなりリスペット包囲網。伏線も解り易く、余計に観客の不安を煽るような気がする展開に、
相変わらずのゆるいテンポながら引き摺り込まれます。
前回冒頭に出てきたリスペットの新しい後見人。
そもそも成人女性であるのに、なぜ後見人に管理されなくてはいけないのか。
それは彼女が無能力者というレッテルを貼られているからなのだが、そこにこそ彼女の謎が詰まっているという予感がしていたので、
ヨーロッパの少女虐待、人身売買を発端に巨悪に迫っていく展開に引き込まれました!
しかも敵が、不気味なのもよかったかも!
巷の評価がかなり低いので、二の足を踏んでいたわけですが、
キャストの平均年齢が異様に高いのと(爆)
登場人物が多く、また名前が覚え難いのを差し引いても、
これはじわじわとした恐怖に屈しない強い精神力と、頭脳で立ち向かうリスペットの活躍と、
正義感だけではないミカエルの行動、彼女に寄せる絆の強さで、飽きずにラストまで楽しめました。
しかも―、
ココまできたら、見届けなくちゃ!な終わり方。
中年ジャーナリストと、小柄な人間嫌いの天才ハッカーの戦い。次は完結編!
期待と言うより、純粋に興味が持てて、早くこの後の展開が観たいです