あなたなら、
どうする。
製作年度 2010年
上映時間 129分
原作 桐野夏生 『東京島』(新潮社刊)
脚本 相沢友子
監督 篠崎誠
出演 木村多江/窪塚洋介/福士誠治/柄本佑/木村了/染谷将太/テイ龍進/趙民和/鶴見辰吾
直木賞作家・桐野夏生の同名ベストセラー小説を原作に、無人島に漂着した23人の男と唯一の女性である40代の主婦が織り成すサバイバル生活を描いた人間ドラマ。
結婚20周年を記念した世界一周クルーズの旅の途中で嵐に遭い、夫の隆と共に無人島に漂着した主婦、清子。意外にも、たくましくサバイバル生活に順応していった清子は、対照的に心身共に衰弱していくばかりでまったく役に立たない隆に苛立ちを募らせる。救助の船は一向に現われず、絶望がよぎり始めた頃、新たに16人の若い男たちが流れ着いた。彼らは与那国島でのきついバイトから逃げ出して遭難した日本人のフリーター集団だった。共同生活を始めた彼らは、いつしか島を“東京島”と呼ぶようになった。そんなある日、隆が崖から不可解な転落死を遂げる。それでも、男たちに大事にされ、女王のような扱いにまんざらでもない清子だったが…。
特にコレといって観たいものがないけど、時間もあるし、原作は「魂燃え!」の桐野夏生だし、で、観たんですが、、、、なんというか.....
ナンとも云えません(笑)
唯一つハッキリしている事は、コレDVDだったら確実に早送りしちゃって、30分ぐらいで済んじゃうだろうなぁってこと。
イヤ、あくまでも私の場合ってことですが
限定された「島」の住人たちのキャラが描けてないし、その中でヒロインが女の武器を使って生き延びる・・っていう中に緊張感が殆どないから、やたら長く感じて退屈。
中盤からはもっと退屈(笑)
で、桐野夏生さんの原作のモデルが、アナタハンの女王事件であるけど、原作のヒロインは40代のオバサンになっているという情報は得てました。
この実際はまだ25歳の人妻を、40代にしたという所で、なんとなく原作者の意図は感じられましたが。。。
ってか、その状況を作り出すのに、そもそも「与那国島」のきついバイトっていうのがワカラナイ
集団脱走をするくらいの過酷なバイトが想像できないので、この時点でもう嘘くさい気がしてしまった私
だってどうしても彼らが、家を離れて過酷なバイトに飛び込んでいった若者たちにみえなかったのですもの。
だから、肉食系中年女子VS草食系男子もなんだか嘘っぽく、
加えて舞台が南の島らしいので、時間の経過がわかり難いのも、彼らの変化にいちいち違和感がつきまとったり、
終盤に現れる怪しい日本語を喋る連中が出てくるに至っては、都合良過ぎで、益々詰まらなくなってしまった
序盤、あっという間に消えてしまう清子の夫の鶴見辰吾サンですが、一瞬なのに凄いっ!
もう、あのシーンで成田離婚という言葉を思い出しましたから~(笑)
そう、ここはまさにあの昭和とともに消滅してしまったバブル期、トレンディな新婚夫婦に訪れたあの「成田離婚」の心理です。
ただこれは、脚本とか制作側の意図的なものだと思いますが、
死亡率が高いわりに、それによる登場人物のリアクションが雑で、
なので、夫が邪魔だと感じるようになって、リーダー格のカスカベのものになる辺りの見せ方もキレイ過ぎ。余りに淡々としてかなり置いてきぼり感がありました。
これは逆ハーレム状態の男女のサバイバルものとしての情報を持って観に行かれた方と、
原作ファンの感想を訊いてみたいところ。
まぁ、今年は例年に比べて劇場鑑賞は厳選しているため減ってはいるんですが、、今までのワーストってところです
あ、そうそう。
中国人集団の、ナンバー2的なムン役の俳優さんは、チョット見ダニエル・ウー(呉彦祖)に似ていましたね~!
ちょっとごっつい感じがしましたが、違う、別人だと確信が持てるまでなんとなく期待しました~(笑)
予告も観なかったし、木村さんと窪塚クン以外の出演者を全く知らなかったのででもその勘違いがあって少し楽しめました(笑)
どうする。
製作年度 2010年
上映時間 129分
原作 桐野夏生 『東京島』(新潮社刊)
脚本 相沢友子
監督 篠崎誠
出演 木村多江/窪塚洋介/福士誠治/柄本佑/木村了/染谷将太/テイ龍進/趙民和/鶴見辰吾
直木賞作家・桐野夏生の同名ベストセラー小説を原作に、無人島に漂着した23人の男と唯一の女性である40代の主婦が織り成すサバイバル生活を描いた人間ドラマ。
結婚20周年を記念した世界一周クルーズの旅の途中で嵐に遭い、夫の隆と共に無人島に漂着した主婦、清子。意外にも、たくましくサバイバル生活に順応していった清子は、対照的に心身共に衰弱していくばかりでまったく役に立たない隆に苛立ちを募らせる。救助の船は一向に現われず、絶望がよぎり始めた頃、新たに16人の若い男たちが流れ着いた。彼らは与那国島でのきついバイトから逃げ出して遭難した日本人のフリーター集団だった。共同生活を始めた彼らは、いつしか島を“東京島”と呼ぶようになった。そんなある日、隆が崖から不可解な転落死を遂げる。それでも、男たちに大事にされ、女王のような扱いにまんざらでもない清子だったが…。
特にコレといって観たいものがないけど、時間もあるし、原作は「魂燃え!」の桐野夏生だし、で、観たんですが、、、、なんというか.....
ナンとも云えません(笑)
唯一つハッキリしている事は、コレDVDだったら確実に早送りしちゃって、30分ぐらいで済んじゃうだろうなぁってこと。
イヤ、あくまでも私の場合ってことですが
限定された「島」の住人たちのキャラが描けてないし、その中でヒロインが女の武器を使って生き延びる・・っていう中に緊張感が殆どないから、やたら長く感じて退屈。
中盤からはもっと退屈(笑)
で、桐野夏生さんの原作のモデルが、アナタハンの女王事件であるけど、原作のヒロインは40代のオバサンになっているという情報は得てました。
この実際はまだ25歳の人妻を、40代にしたという所で、なんとなく原作者の意図は感じられましたが。。。
ってか、その状況を作り出すのに、そもそも「与那国島」のきついバイトっていうのがワカラナイ
集団脱走をするくらいの過酷なバイトが想像できないので、この時点でもう嘘くさい気がしてしまった私
だってどうしても彼らが、家を離れて過酷なバイトに飛び込んでいった若者たちにみえなかったのですもの。
だから、肉食系中年女子VS草食系男子もなんだか嘘っぽく、
加えて舞台が南の島らしいので、時間の経過がわかり難いのも、彼らの変化にいちいち違和感がつきまとったり、
終盤に現れる怪しい日本語を喋る連中が出てくるに至っては、都合良過ぎで、益々詰まらなくなってしまった
序盤、あっという間に消えてしまう清子の夫の鶴見辰吾サンですが、一瞬なのに凄いっ!
もう、あのシーンで成田離婚という言葉を思い出しましたから~(笑)
そう、ここはまさにあの昭和とともに消滅してしまったバブル期、トレンディな新婚夫婦に訪れたあの「成田離婚」の心理です。
ただこれは、脚本とか制作側の意図的なものだと思いますが、
死亡率が高いわりに、それによる登場人物のリアクションが雑で、
なので、夫が邪魔だと感じるようになって、リーダー格のカスカベのものになる辺りの見せ方もキレイ過ぎ。余りに淡々としてかなり置いてきぼり感がありました。
これは逆ハーレム状態の男女のサバイバルものとしての情報を持って観に行かれた方と、
原作ファンの感想を訊いてみたいところ。
まぁ、今年は例年に比べて劇場鑑賞は厳選しているため減ってはいるんですが、、今までのワーストってところです
あ、そうそう。
中国人集団の、ナンバー2的なムン役の俳優さんは、チョット見ダニエル・ウー(呉彦祖)に似ていましたね~!
ちょっとごっつい感じがしましたが、違う、別人だと確信が持てるまでなんとなく期待しました~(笑)
予告も観なかったし、木村さんと窪塚クン以外の出演者を全く知らなかったのででもその勘違いがあって少し楽しめました(笑)