オレの夢は
消えていない。
それは、家族のなかに
生きている
製作年度 2007年
上映時間 120分
監督 佐々部清
脚本 寺崎かなめ,市倉久至,佐々部清
出演 三宅裕司/真野響子/藤澤恵麻/AYAKO(中ノ森BAND)/金井勇太/中ノ森BAND/ガガガSP/岩城滉一/入江若葉/松方弘樹
フォークソング全盛の70年代に青春を謳歌した団塊世代の父親と家族の物語を
吉田拓郎の名曲の数々をバックに綴るハートフル・ホームドラマ。
監督は「半落ち」「出口のない海」「夕凪の街 桜の国」の佐々部清監督。
平凡なサラリーマンの卓(三宅裕司)の楽しみは、毎晩家族4人全員で食卓を囲むこと。ある日、彼が駅前で吉田拓郎の曲を演奏するバンドに合わせて歌を熱唱していたとき、充(金井勇太)という青年と知り合う。卓は一人暮らしだという充を夕食に招き、妻の幸子(真野響子)と長女の詩織(藤澤恵麻)、次女の歌織(AYAKO)に紹介する。(シネマトゥデイ)
不動産会社に勤めながら、夕食の時間には遅れず帰宅する夫。
何があっても家族4人揃っての夕飯。
昔だったらいざ知らず、平成の現在、何処を探しても居ないようなオヤジ。
今時あり得ないような家庭。
だって、バンド活動していても一人だけ帰らなくちゃならない大学生って、可愛そう。
門限7時っていうのと同じだし(笑)
だけど自分の作った香取家のルールに、こよなく幸せを感じ拘る卓にも
青春時代の大切な思い出があり、封印した夢があった・・・。
親にだって若い頃があり、夢を追っていた時代がある
そんな当たり前の事に気付く暇もなく成長して行く子供たち・・・
夢と引き換えにして、手に入れ守ってきたたいせつなもの―その象徴が、家族の団欒

人と人との出会い。それによって築かれ繋がれ、得たもの。無くしたもの。
その後の人生を左右する出来事にぶつかった時、
いつも全てを手にしたまま、自分の道を進めるとは限らない。
それは親であっても、子であっても、男も女もみな同じ。
平凡なサラリーマン、真面目に仕事をこなし、誠実に人と向き合い
家では自分の作ったルールを守ってくれる、優しい妻と子供たち。
それが、駅前で若者の歌う『落陽』を聞いた日から香取卓の家庭が少しずつ変り始める・・・
大人もまた、自分たちに有った青春を子供も迎えていることに思い及ばない
吉田拓郎の大ファンである佐々部清監督が、夢にまで見た全編“拓郎ソング”で綴る、
どこか懐かしい、温かで理想的な家族の物語。
長女・詩織(藤澤恵麻)とそば打ち職人を目指す青年(金井勇太)との初々しい恋の顛末。
ちょっとばかしくすぐったくなるような香取家の人々。
彼らを取巻く人たちも、皆善意の人々で、悪人は登場しない。
ルールの崩壊の危機にうろたえる卓や、そんな愛すべき父から巣立って行く娘を
応援しながらもなぜかあついものがこみ上げてくるラスト。
佐々部監督の描く平凡で幸せな家庭。つつましく幸せな人びと。
そして数々の拓郎のヒット曲
ガガガSPや中ノ森BAND の歌う拓郎のヒット曲も十分イケテます
拓郎の"つま恋”の映像には、ファンでなくてもやられます。
ここにきて、並々ならぬ監督のタクローへのエールを感じずにはいられません。
そして、全ての拓郎世代の、昔の青年たちに―
これから新しくふたりで人生の船出をしようとしている若者へ―
一緒にエールを送りたくなる1本です
消えていない。
それは、家族のなかに
生きている
製作年度 2007年
上映時間 120分
監督 佐々部清
脚本 寺崎かなめ,市倉久至,佐々部清
出演 三宅裕司/真野響子/藤澤恵麻/AYAKO(中ノ森BAND)/金井勇太/中ノ森BAND/ガガガSP/岩城滉一/入江若葉/松方弘樹
フォークソング全盛の70年代に青春を謳歌した団塊世代の父親と家族の物語を
吉田拓郎の名曲の数々をバックに綴るハートフル・ホームドラマ。
監督は「半落ち」「出口のない海」「夕凪の街 桜の国」の佐々部清監督。

不動産会社に勤めながら、夕食の時間には遅れず帰宅する夫。
何があっても家族4人揃っての夕飯。
昔だったらいざ知らず、平成の現在、何処を探しても居ないようなオヤジ。
今時あり得ないような家庭。
だって、バンド活動していても一人だけ帰らなくちゃならない大学生って、可愛そう。
門限7時っていうのと同じだし(笑)
だけど自分の作った香取家のルールに、こよなく幸せを感じ拘る卓にも
青春時代の大切な思い出があり、封印した夢があった・・・。
親にだって若い頃があり、夢を追っていた時代がある
そんな当たり前の事に気付く暇もなく成長して行く子供たち・・・
夢と引き換えにして、手に入れ守ってきたたいせつなもの―その象徴が、家族の団欒


人と人との出会い。それによって築かれ繋がれ、得たもの。無くしたもの。
その後の人生を左右する出来事にぶつかった時、
いつも全てを手にしたまま、自分の道を進めるとは限らない。
それは親であっても、子であっても、男も女もみな同じ。
平凡なサラリーマン、真面目に仕事をこなし、誠実に人と向き合い
家では自分の作ったルールを守ってくれる、優しい妻と子供たち。
それが、駅前で若者の歌う『落陽』を聞いた日から香取卓の家庭が少しずつ変り始める・・・
大人もまた、自分たちに有った青春を子供も迎えていることに思い及ばない
吉田拓郎の大ファンである佐々部清監督が、夢にまで見た全編“拓郎ソング”で綴る、
どこか懐かしい、温かで理想的な家族の物語。
長女・詩織(藤澤恵麻)とそば打ち職人を目指す青年(金井勇太)との初々しい恋の顛末。
ちょっとばかしくすぐったくなるような香取家の人々。
彼らを取巻く人たちも、皆善意の人々で、悪人は登場しない。
ルールの崩壊の危機にうろたえる卓や、そんな愛すべき父から巣立って行く娘を
応援しながらもなぜかあついものがこみ上げてくるラスト。
佐々部監督の描く平凡で幸せな家庭。つつましく幸せな人びと。
そして数々の拓郎のヒット曲

ガガガSPや中ノ森BAND の歌う拓郎のヒット曲も十分イケテます

拓郎の"つま恋”の映像には、ファンでなくてもやられます。
ここにきて、並々ならぬ監督のタクローへのエールを感じずにはいられません。
そして、全ての拓郎世代の、昔の青年たちに―
これから新しくふたりで人生の船出をしようとしている若者へ―
一緒にエールを送りたくなる1本です
