我ら天に誓う
共に生きんとするより、共に死なんとす
原題 THE WARLORDS/投名状
製作年度 2008年
製作国・地域 中国/香港
上映時間 113分
監督 ピーター・チャン
音楽 ピーター・カム 、チャン・クォンウィン
出演 ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武/シュー・ジンレイ/グオ・シャオドン
香港や台湾の映画賞を総なめにした歴史アクション・ドラマ。
清朝末期、太平天国の乱での実話を基に、男たちの友情と裏切りをダイナミックに描く。監督は『ラヴソング』のピーター・チャン。
19世紀末期。清朝軍の将軍だったパンは自分の部隊を全滅に追いやられ、失意の中で荒野を彷徨う。そんな時、謎の女リィエンと出会い、心癒やされる。しかし、翌朝すでにリィエンの姿はなく、その後パンは、盗賊団のリーダー、アルフと彼を兄のように慕う男ウーヤンと遭遇する。彼はそこで、あのリィエンと再会する。彼女はアルフの妻だった。そんな中、盗賊団の過酷な境遇を目の当たりにしたパンは、生き抜くためには軍隊として朝廷に仕えることが最善と訴え、アルフに受け入れられる。こうしてパン、アルフ、ウーヤンは義兄弟の契り“投名状”を交わし、運命を共にすると固く誓い合うが…。
原題となっている「投名状」とは、水滸伝に由来する、戦乱の中国での忠誠を誓う証のこと。
2007年中国興行収入ナンバー1を記録。香港アカデミー賞8部門独占、台湾アカデミー賞3部門受賞。ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の3大スター夢の競演で話題の(といっても、殆どCMを観なかったが)作品、観てきました~♪
舞台はアヘン戦争で腐敗した19世紀清朝末期、太平天国の乱が勃発した中国。
清朝末期の四大怪奇事件の一つとされている、両江総督・馬新貽の暗殺事件を元に
ピーター・チャン監督が、
ジェット・リー演じるパン(馬新貽。ほとんどの役名が変えられている)が暗殺されるまでの
3人の義兄弟の絆と宿命、裏切りと悲哀を描いている歴史ドラマ。
1870年4月18日に起きた両江総督・馬新胎の暗殺事件がベースで、
この暗殺の実行犯はすぐに逮捕されるが、その後も殺害の動機を一切語らず死刑となってしまった為、
実際には謎に包まれたままで、清朝末期四大怪事件として有名な話。
ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』も、元をただせばこの事件を基にした「ブラッド・ブラザーズ」に影響を受けて世に出した作品といわれている。
それをピーター・チャン監督が、登場人物の名を変え、独自の解釈とキャストの肉付けをして、
壮大な男のドラマを描いているが、
このキャスト3人を揃えておいて、アクションに期待するなというのが無理!
投名状を交わした男たちの心に去来する、或いは根ざす、様々な葛藤。
それは嫉妬からくるものか、根本的に求めるもの、見つめるものが違うのか・・・という部分も確かに見所でした。
聡明で野心もあるパン。彼の欲しいもの―それは?
粗野だが、儀に厚いアルフ。彼が捨てられなかったもの―
純粋で前向きなウーヤン。彼が大事にしたもの―!!
彼らの演技、アクションは素晴しいです
華やかなレッドクリフの後だけに、地味に見えるけれど、個々の演技はコチラのほうが素晴しい。
が、
素人の私が観ても、ここはカットされたのだろう的な部分が多々アリ、大幅カットされたインターナショナル版の編集が残念。
実際には10分以上も本国版や、香港版に比べるとカットされているようです。
まあ、一番解り難かったリィエンがなぜアルフを嫌い・・・という部分は、
あの少ないセリフで解れよってことらしいですが、
ウーヤンの部分はかなりカットされたエピもあったようで、それはなぜ?な部分でした。
金城ファン、アンディファンは必見ですよ~!
アクション、演技ともに凄いですから

出演シーンは短かったけど、蘇州城主・ホアン役のグオ・シャオドン、素敵でした♪
アンディと彼のシーンがとても印象的でした・・・。
共に生きんとするより、共に死なんとす
原題 THE WARLORDS/投名状
製作年度 2008年
製作国・地域 中国/香港
上映時間 113分
監督 ピーター・チャン
音楽 ピーター・カム 、チャン・クォンウィン
出演 ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武/シュー・ジンレイ/グオ・シャオドン
香港や台湾の映画賞を総なめにした歴史アクション・ドラマ。
清朝末期、太平天国の乱での実話を基に、男たちの友情と裏切りをダイナミックに描く。監督は『ラヴソング』のピーター・チャン。

原題となっている「投名状」とは、水滸伝に由来する、戦乱の中国での忠誠を誓う証のこと。
2007年中国興行収入ナンバー1を記録。香港アカデミー賞8部門独占、台湾アカデミー賞3部門受賞。ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の3大スター夢の競演で話題の(といっても、殆どCMを観なかったが)作品、観てきました~♪
舞台はアヘン戦争で腐敗した19世紀清朝末期、太平天国の乱が勃発した中国。
清朝末期の四大怪奇事件の一つとされている、両江総督・馬新貽の暗殺事件を元に
ピーター・チャン監督が、
ジェット・リー演じるパン(馬新貽。ほとんどの役名が変えられている)が暗殺されるまでの
3人の義兄弟の絆と宿命、裏切りと悲哀を描いている歴史ドラマ。
1870年4月18日に起きた両江総督・馬新胎の暗殺事件がベースで、
この暗殺の実行犯はすぐに逮捕されるが、その後も殺害の動機を一切語らず死刑となってしまった為、
実際には謎に包まれたままで、清朝末期四大怪事件として有名な話。
ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』も、元をただせばこの事件を基にした「ブラッド・ブラザーズ」に影響を受けて世に出した作品といわれている。
それをピーター・チャン監督が、登場人物の名を変え、独自の解釈とキャストの肉付けをして、
壮大な男のドラマを描いているが、
このキャスト3人を揃えておいて、アクションに期待するなというのが無理!
投名状を交わした男たちの心に去来する、或いは根ざす、様々な葛藤。
それは嫉妬からくるものか、根本的に求めるもの、見つめるものが違うのか・・・という部分も確かに見所でした。
聡明で野心もあるパン。彼の欲しいもの―それは?
粗野だが、儀に厚いアルフ。彼が捨てられなかったもの―

純粋で前向きなウーヤン。彼が大事にしたもの―!!
彼らの演技、アクションは素晴しいです

華やかなレッドクリフの後だけに、地味に見えるけれど、個々の演技はコチラのほうが素晴しい。
が、
素人の私が観ても、ここはカットされたのだろう的な部分が多々アリ、大幅カットされたインターナショナル版の編集が残念。
実際には10分以上も本国版や、香港版に比べるとカットされているようです。
まあ、一番解り難かったリィエンがなぜアルフを嫌い・・・という部分は、
あの少ないセリフで解れよってことらしいですが、
ウーヤンの部分はかなりカットされたエピもあったようで、それはなぜ?な部分でした。
金城ファン、アンディファンは必見ですよ~!
アクション、演技ともに凄いですから


出演シーンは短かったけど、蘇州城主・ホアン役のグオ・シャオドン、素敵でした♪
アンディと彼のシーンがとても印象的でした・・・。