三連休中日~。
日中はかなりあたたかく穏やかな気候でした。
場所によっては桜の花もちらほら咲いているような・・
「大悪名」初日のチケットも届いているとか。
あぁ もうそんな時期なのね。
春本番はもうあと少し、かなー。
1988年映画「リボルバー」続きです。
前回書き忘れたのですが、映画館のお客の入りはまぁまぁでした。
企画が「あの時代(とき)の刑事(デカ)」ですから、「昭和の刑事もの」を見たくて来ているのはほぼ中高年。
一人でいらしてる男性も多かったです。
で、映画が始まって10分も経ったかどうかというころから、すごく近くで男性のいびきが聞こえ始めて・・
え・・?
この映画が期待した「刑事もの」としてはそれらしくなかったから退屈しちゃったのか?
それにしても寝つきが早すぎだよねぇ?
その後ずーっと寝ていたみたいで、ずーっと聞こえてました。これが時折けっこうな音量になるの!
気になったわー。
寝るなら静かに寝てくれ~っ!
では、本題です。
やってきました札幌~。
銃を持った少年を追って、少年のカノジョとともに飛行機で到着。
訪ね歩く札幌の町は夜になり・・
ようやく、銃を持って殺したい相手を追いかける少年を見つけた二人!
その少年を追いかけて全速力で札幌の町を駆け抜けるジュリー。このへんは刑事ものっぽい。
公園で男を追い詰めて銃を構える少年
クライマックス!
どうする清水!?
と・・
少年の隙を見て銃を蹴り上げる!さすが空手部!
しかし蹴った銃はどこへ?
と・・ここで、なんと執念で追いかけてきた見合い相手のあやさん登場!
「なんで?」と驚く清水さん。
この表情、かわいいー
彼女はここに来る前に節子宅に乗り込んでけんかしてきました
「公務員が安定していていい」という理由から結婚したがていたわりには
実はかなり清水さんに執着していたのですよ。ま、相手がジュリーだからねぇ
で、追いかけて札幌、ここで会ったが百年目。
しかも目の前になぜかちょうどよく銃が!
想いあまって 拾った銃で清水さんを狙う・・
ええーっ!?なんで? と戸惑う横顔がいいわー
が、そこは警官。なんとか取り押さえて万事決着!
・・と思ったけど・・実は一発発射しちゃたんですね。
これが取り巻いて事件を見ていた柄本さんの足を貫通いたたた・・・
九州から北海道まで旅してきたふたり。まさかのアクシデント!
このあと病院に運ばれた柄本さん。
でも「弾に当たるなんてそうあることじゃない。またツキがまわってくるぜ」と転んでもただでは起きないギャンブラー魂。
いやまぁ死人が出なくてなによりでしたー。
鹿児島にもどった清水さん。節子のいる店へ・・
なーんか色っぽい目線
最初の警官姿とくらべるとだいぶスマートになってるような?
「穴が開いてなくてよかったわ」と出迎える節子さん。
(穴が開いたのは柄本さん)
でもね、その気がなかったとはいえ見合い相手をあんなに夢中にさせて犯罪者にしてしまったわけで。
節子の下を去るため、別れを告げにきたんですね。
その後姿に背中から狙い撃ち!「バーン!」
清水さんが出て行くのを
「I shoot sheriff ♪」と歌って見送ると・・
外に出た清水さん、「うっ」と撃たれたアクション。小粋ねー
で、このあとのエンドロールでその後のみなさんがどうなったのか?が出てきます。
清水さんから銃を奪った男・小林克也は護送車のなか。
お見合い相手のあやさんは留置されてます。なにせ発砲して怪我させてしまったから罪は重い。
惚れた相手が悪かったのねー。罪な男、ジュリー。
少年はわりとけろっと家裁から出てきました。
このふたりは・・
退院して鹿児島に戻ってきた様子。相変わらずです。
そのふたりが乗ったタクシーは
ドライバー、清水さん~
あぁ このタクシーに乗りたい
と・・ジュリー中心でまとめましたのでだいぶ飛ばしておりますが。いかがでした?
この映画・・製作が「ロッポニカ」という「日活ロマンポルノ」からの転身をはかったシリーズらしくて
やはりというかなんというか、けっこうな濡れ場シーンとかあったりしてね。
(しかもジュリーのではないのよ。)
まぁそのへんは軽く受け流して見ておきましょうって感じで。
ところで、この映画に登場する女性はみな強くしたたかでたくましい。
少年のカノジョ、高校生ですがやけに気が強いというか積極的というか、行動力もたいしたもの!少年はふだんからたじたじという感じでした。
清水さんの見合い相手あやさんも妙に積極的というか一途を超えたしぶとさをもった女性。
辞職した清水さんを太っ腹に養ってくれちゃう節子さんも強い女だしねぇ。
そういう時代だったのか?
そして1988年のファッションとかヘアスタイル・・これがまたすっごくその時代を反映してまして
なんともいえぬ昔っぽさが出ちゃうんですね。バブリーな感じ?
肩パッドの入ったボディコンシャスなスーツ、ハイレグの水着、ワンレンロング、前髪カーラー。
男性のスーツもぶかっと大きめのシルエットとセカンドバッグとかね。
妙になつかしー。平野ノラの世界ですよ。
今はかえって70年代ファッションのほうがおしゃれに見えますよね。
で、ジュリーも最初はヘアスタイルとかがどうもなんとももさっと見えて
この時代はちょっとふっくら気味でジュリーにしては年齢よりいささか老けて見えます。
(っていうか90年代に入ってからのジュリーがまたえらく綺麗でかわいいからねー。)
ま、役柄がさえないおまわりさんだから役作りもあったんでしょうけど。
堕落してヒモになったあたりからいつもの色気が出てきて・・ラストの酒場に戻ってきたあたりでとてもジュリーになってました
・・とかなんとか言いながら、キャプしてたらやっぱり
「あぁかわいいっ」とか「かっこいい」と楽しんでしまいました。
はいー。
ジュリー映画ってほんとうにいいですね
次回は・・未定~。
最近はどんなジュリー見ても可愛いわぁ
表情とか仕草とか、綺麗だし可愛いし上品だし
ジュリーって本当に天然のスーパーアイドルなんだねぇ
「う~~ん・・」って感じでしたが・・
今見たら、断然かわいいじゃんっ
綺麗・可愛い・上品、三拍子そろってますねー。
国宝アイドルです
軽~い色男の夢二、警官・清水とはまた違った色のジュリーですね。