土佐日記続きですー。
吉野川にかかる、平家落人伝説・祖谷のかずら橋を訪れました。ここは徳島県三好市。
「野生のシラクチカズラを使って編んだ吊橋で、日本三奇橋の一つ。
水面からの高さ14m、長さ45m、幅2m。国の重要有形民俗文化財に指定され、3年に1度掛け替え。
平家の落人たちが追手から逃げる時すぐ切り落とせるようにカズラを使ったと言われている。」という案内文あり。
平家の落人伝説はよく横溝正史の小説なんかにも登場しますね。瀬戸内海の島とか多かったかな?
さて、14メートルってたいしたことないんじゃない?ま、せっかく来たんだからこれはお金払ってもわたらねば!
ここからわたります。一方通行。500円払って・・いざ!
けっこうがっしりしてるし、だいじょうぶだいじょうぶ~。
あ・・あれ・??なんか隙間が広くない?しかも揺れる~~っ
私、高所恐怖症気味だったんだわ・・ひーーっ
娘なんかひょいひょい歩いてる。待ってーー。
この隙間に足が入りそうでつい下を見てしまうのだけど、下が見えると、よりこわいんだよねぇ。
なんとかわたりきった反対側。ふ~~っ
別角度から見るとこんな感じ・・
ね?けっこうすごいでしょ!
もうひとつ、ここの名勝「琵琶の滝」。平家の落人がこの滝の下で夜な夜な琵琶を弾いていた・・とか。
マイナスイオン~
ちょっとは涼しい。
今年の四国は酷暑。山の上まで行ったのにまだ暑かった!これはやはり例年にはないことらしいです。
吉野川水際まで降りてみる。泳いでいる子供もけっこういました。
水がきれいに澄んでます。
そして遠くから見たかずら橋。うわーー、よくわたったわ
前述の横溝正史・・・といえば金田一耕介シリーズの小説によく登場する瀬戸内海の島々や農村。
昔けっこうはまっていろいろ読みましたが・・・設定として集落の旧家などもよくでてきますよね。夫の父の実家もそんな旧家のひとつで、実家が本家。
その家屋をはさんで親戚筋の家が建ち、本家からの方角によって「西ら」「東ら」などと呼ばれてるんですね。
先祖の墓も自分の土地だった山の上にあります。近辺は同じ名字がたくさん。
いまや本家筋は地元にはいないし、家屋もマンションに建て替えてしまったのだけど、以前建っていた家屋はけっこうなものだったらしいです。
「西ら」「東ら」の呼び名は変わっていません。これで双子のばあさまや鍾乳洞でも出てきたらすっかり八墓村や獄門島の世界にでもなりそうでこわい~んですけど~。
そうそう高知には龍河洞という有名な鍾乳洞もありますね。
以前法事に来たとき寄ったような気もする・・夫は「見物しに行ったじゃん」と言うけど・・これまた私の記憶にはいまひとつ残っていないという。
う~ん、なによりこわいのは自分の記憶力の欠如だわ
「ふたつの愛」を見てから、行ってみたいと思うようになりましたが、たぶん私は足がすくんで渡れないと思うわ>< ジュリーも渡ったんだから~と頑張れるかな?w
ジュ、ジュリーがわたったのぉ?!
コメント見て夜中に狂喜してしまいました。
「ふたつの愛」はなんとなく知ってた程度で見たことはないので・・
まさか祖谷渓が舞台になっていようとは!・・今更ぐぐって知りました。
あぁ~~、でも知らずとはいえジュリーもわたった橋、勇気を出して
わたっておいてよかったですー!うふふふ。なんだかご縁があったようで
嬉しい~?ありがとうございますー。