朝晩はひんやり・・寒くなってきました。
でも今年の秋はいつもよりずっと暖かだったようで、紅葉も遅いのかなぁ。それに葉っぱのサイズがずいぶん小さいらしいですよ。
本日は朝から都内に、年一回の研修に行ってまいりました。
研修所の近くは銀杏並木。
みごとな黄金色~
年によってはもう散ってしまってることも多いのですが、今年はちょうど見ごろでした。
昨日・今日とジュリー様は九州で連チャンライブ!
昨日は大分 グランシアタ、本日は小倉の北九州ソレイユホール。
ジュリーはお元気に歌われてる様子。
ちょっとおとなしめの客席に突っ込みいれたり、マンジャーレの歌唱指導をしっかりなさったり・・と精力的なステージングだったみたいですね。
去り際の投げキッスキャンペーンは終わってしまったのか、このところまったく出ないようですが・・大宮のためにとっておいてくれてるのかな??
あー 早くジュリーに逢いたいなぁー・・とまだひと月も経たずに思ってしまう私って贅沢
自分が行かれないライブの様子を伝え聞けるだけでもありがたいのですけど。
うんうん、それでも早く逢いたい~~!ジュリ~~~
ところで・・
ちょっと前から、ブログの中で表示が変わったところがあるんですが・・お気づきでした?
・・いまさらなんですが、ちょ~っと進歩したの。
URLの貼り付け方。リンクに飛ぶやつ。
たとえば、昨日最後のところでご紹介した サカナクション・山口一郎さんのラジオが聞けるサイト・・
以前はこれを貼るとき
サカナクション・山口一郎Night Fishing Radio
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=3638_01
って貼ってたのですが、最近 これを
サカナクション・山口一郎 Night Fishing Radio
と一体化した表示で出せるようになったのよ~。
・・いまさらかい?!って感じですが。やり方がよくわからなかったんです
この間、偶然なんかのはずみでやり方わかったのでこのように表示できるようになりました
ごちゃごちゃながいURLを隠せてなんかすっきりスマートになってうれしい~とひとり喜んでおります。
「あれ?タイトルだけでリンクがないじゃん」とか思った方いたかな??(いないか)タイトルの上をクリックしてくださいね~
で、そのサカナクションの山口さんのラジオ、みなさん聞かれましたか?
まぁ すでにジュリーファンという身で聴くと、あちこち「あれ?そこ、違う・・」とか「あー!もうひとこと説明を!!」とか言いたくなるところもたくさんあったのは確か。
監修はスージー鈴木さんらしいのだけど、特派員の女性はスージーさんから聞いた内容をまじめにレポして伝えてるという感じで、聞いてきた知識以外のことはわからないのかと。
ほんとはスージーさんが直接説明してくださったらよかったんではないの?とも思ったけれど、まあ番組構成が決まっているのでしょうね。
でも、総じて内容はよい!と私は思いました。
だって、山口さんもレポした女性も、ほとんどジュリーという歌手を知らない人たち(そういう世代ができちゃったんだよねぇ)なのに、今回の特集で初めて「沢田研二」に触れてみた新鮮さがいっぱい。
まさに沢田研二入門編!でした。
ここを入り口に、もっともっとジュリーを知ってくれたら何より!
若きミュージシャン達には特に知っていてほしい!
ってことで、ここでもちょっとまとめておきたいと思います。(書き起こしではありません。かいつまんでね。)
「沢田研二のここがすごい!」というポイント3つに絞っての紹介は、そうした「はじめての沢田研二」ビギナーにはわかりやすかったんじゃないかと思います。
ここがすごい!のその1は「最初からスターだった!」
まずは「モナリザの微笑み」
「今のバンドのサウンドとはずいぶん違って歌謡曲だよね?」って、あれだけ聴いたらそうよねぇ。あれでローリングストーンズに影響受けたと言われてもピンとこないだろうなぁ~。
本来洋楽コピーから始まったバンドで・・って補足説明があればよかったんでしょうけど。
でも「沢田研二さんの声、セクシーだね」っていう素直な感想がGOOD。
次はソロで初の「君をのせて」
うーん、その前にPYGの曲入れたらもっとよかっただろうに!と、これも惜しい。
「バンド、うまいねっ!」って感想には「ええ!?」 井上堯之バンドのことも知らないのかなぁ?レポした女性から説明もなかったけど。
当時のジュリーについて「まさに王子という感じで、きゃ~~!ケンジ~~!みたいな感じです」・・おいおい、そこは「きゃ~~!ジュリィィィ」だよー。
「沢田研二さんはシンガーソングライターかと思ったけど、歌手なんですね?曲は書かない」と聞かれ「はい。歌手、沢田研二として」って。
「かっこいいね、それはそれで今いないですもんね」と。・・いや、曲も詞も書かれてますが・・。でも、確かに「歌手」という職業があんなにぴったりな方いませんからね。
「ここがすごい!」のその2は「時代のつかみかたがすごい!」
ここでまず流れたのは「危険なふたり」
1973年衣装担当が早川タケジさんになったことにも触れて、素肌にパール、赤いフワフワつけてる衣装の説明も。ただ、この時代はメイクはしてないですよね。
曲を聴いて「あー!今でも全然大丈夫ですね。こういうジャンルが衰退していったのって演奏力が落ちたからでしょうね。こういう曲調半端に下手だとださくなっちゃう。」
とこれはもっと詳しく語ってらしたけど。そう、バンドの技術がしっかりしてたということね。
「時の過ぎゆくままに」は
「フォーク調?」「アンニュイな感じがあるんですね、沢田研二さんの歌唱。上がりきらないフラットな感じだけどそれが気持ちいい。」みたいな。
ジュリーの特徴、この曲には特によく出ていますよね。
「特徴的だからマネされやすいかな?」とも言ってたけど、ジュリーの物まねする人ってすくないよね。・・やはり度胸がいるんでは。
さらに代表曲として「勝手にしやがれ」
まさに歌謡曲なんだけど音楽的にもかっこいい!アンダーグランドな人にもファンが多いのがわかる!とのこと。
「TOKIO」は糸井重里さんの作詞と聞いてめっちゃ驚き、「沢田研二さん、うまいね!ぜんぶものにするのがすごい!」
演出にはジュリーはあまり口を出さず、加瀬邦彦さんがいたということで二人のコンビネーションをほめてたけど、これに早川さんも入ってますよね。
ここがすごい!のその3は「大衆のおもちゃ・沢田研二」
おもしろいと思うものはなんでも試したいというジュリー。
・・そのおかげで私たちはとってもいいものをいまだに見られるのですよね~
まずはティンパンアレイとの「あの娘にご用心」に大興奮!「天才集団ティンパンアレイに歌謡曲のスターが行って交わる。いい時代だったんだなぁ」
さらにフランスでリリースされた「パリにひとり」フランスで4位というのに「えーー!!うっそ!?すごいーーーっ!」と驚きっぱなしでかわいかった
「フランス語が堪能だったのかな?」って・・いやいや、めっちゃ苦労してレコーディングされたんですよぉ、と教えてあげたい。
井上陽水の「背中まで45分」
この曲はとてもセクシーな内容で・・とそれに絡めて「男性初のオールヌード写真集出版」も紹介されてましたが、これは時期がだいぶ違いますよね。
陽水さんがジュリーに惚れすぎて歌唱指導なんてしちゃったなんていう予備知識もぜひ~
最後は、ジュリーは嫌がったけど泣きながら歌ったテイクが採用された「いくつかの場面」
沢田研二さんの原体験はすべてザ・タイガースにあってそれをすごく大事にしている。解散もしたくなかった。
のちに復活してコンサートもするけどそれも沢田さんの働きによるものだった・・という説明に
「男気あふれてるねぇ」
このあと、たまアリの件について触れ
「きょう沢田研二さんのこと知ってそのこと考えると(中止にした決定は)仕方ないな、と思う。沢田研二さんて、歌手なんだよ!周りが作ってきたレールに乗っかるだけじゃなくて
その中で自分を試して行ってた人なんじゃないかと感じたね。自分に影響与えるものを自分で選んでこなかったけど、その中で自分らしさをつかんで行ってプライド持ってやって来た人なのかな?って思う。
外野がいろいろ言っちゃだめだね。僕だって最初知らないで自分の尺度で測っちゃったけど、沢田研二さんのことを知らなきゃだめだよ。って、ぼくはきょう沢田研二さんを知って率直に思いました。」
という言葉には嬉しかったわー
泣きながらの歌について
「う~ん!感情移入しちゃったってことですよね。自分が経験したことと河島英五さんが作ったこの曲に一致するものがあったからこそ感情移入して泣いたと。
自分が作った歌じゃない、それは歌い手の感情に豊かさと作者の河島英五さんの曲の深さとがマッチしたと。」
最後のまとめでは
「本当によくわかりました。僕は沢田研二さんがソングライティングをする人だと思ってたし、自分で曲を書いて歌ってると錯覚するぐらい与えられた曲のイメージを表現できる人なんだなとわかりましたね。
あと中途半端な覚悟でやって来てない人なんだなとすごくわかったのは勉強になりました。
現代における沢田研二さんに代わる人がいるかというのは、当時と時代も違うんでなかなか生まれにくい環境だとも感じたし、今にはいない!今後生まれてくるのも難しいと思う。
僕は沢田研二さん好きになりましたね。できれば楽曲提供してみたい!いまだったら、どんな沢田研二なのかな?って。」
おぉ~~!
いろいろちょっと違ってるところもあったけど、沢田研二という人の本質はしっかりつかみとってらっしゃる!と強く感じました。
そこがすごくうれしい
それと「沢田研二」さんという声の響き、よかったですわー聴きやすいお声でした。
山口さん、まずはぜひ今のジュリーのコンサートに行ってみてくださいませ。
そして楽曲提供もぜひ働きかけてみてくださいー。
一度であきらめず、ね