きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

さらにもうすこし、ときめき語り

2018-11-12 23:48:21 | ジュリー 映画

急に寒くなりました。

そりゃー11月も半ばになろうというのだから、これが普通ですかね。

ジュリー様のお風邪は完治したかしら?

明日は三日あけてのライブ・・府中の森どりーむホールでのライブです。

すっかりよくなられてるとよいのですが・・大丈夫ですよね?

府中は私参加しません。参加の皆さま、どうぞ盛り上がってくださいませ~

ご報告お待ちしておりますー。


・・ところで、きょうはジュリー様夫妻の記念日?・・今度出雲大社を訪れる予定があるので情報得ようと検索していて、ついついジュリー結婚式のこと調べちゃったら

11月12日挙式・・なんとタイムリー!おめでとうございますー

ちょうどお仕事お休みだったわけだし、お祝いされたのかしら?

 

 

 

で、映画「ときめき死す」関連の語りをもう少し~。

 

前々回の記事で書いた「リストバンド」の件・・

トークショーでの一コマ

>「そういえばあの手首のリストバンドはなんなんでしょうね?」という疑問もあげてましたが三沢さんもわからず。すると宇多丸さん

「沢田さんにお聞きしたらわかるかもしれませんねー。」と。


ここ!

リストバンドに関してはコメントも二ついただきまして、「ジュリーのけがとか?」「漆にかぶれたという話ありましたよね」と。

そうそう。私もそのへんモヤモヤ~としてました。

漆にかぶれた話、どこかで読んだなぁ~・・と。

で、書いてあったのは当時の記事だよな~。やっぱりヤングかな~?と、探してみましたら・・

・・あったー!!


1983年9月号のヤングです。

小さな記事でしたが・・


ちょっとスキャンがぼけてました。すみません。

右手にかすり傷、左手に包帯。

左手の包帯は「恋人よ我に帰れ」での負傷!火傷でした。

軽傷とおっしゃってるけど、1か月半ってけっこうひどかったのではないでしょうか?

うわ~、ジュリ~

そして右手のかすり傷は漆によるかぶれ。

美しい両手が傷ついてるー。

・・って、私この記事を貼ったブログで

「あの綺麗なおててを火傷!魔界転生のときも手に火傷されたのですよね。」

などと書いておりました3年前の記述だけど・・きゃー!やだ~~、全然忘れてた。おそろしいわ

思えば、あれこれかなり危険なお仕事されてます。

お仕事でのお怪我とか絶対泣き言おっしゃらないのがプロですよねぇ。

 

1983年9月号にはほかに「ときめきに死す」関連の記述がたくさんありました。

こちらで読めます。

1983年ヤング9月号 よいではないかコーナー

 

1983年ヤング9月号その3

 

やっぱりジュリーが映画でやりたくて自ら動いた企画でしたね。

役としてもすごく手ごたえあったみたいで「これまで出演した映画のなかで最高。誰に見られても恥ずかしくない出来上がり」と、とても手ごたえがあったみたい。

興行的には振るわなかったけど、この手ごたえはやはり確かなものだった!と今証明されてますね。

 

で、包帯の謎は解けたのだけど(宇多丸さんに教えてあげたいなー)

じつはもうひとつ謎をみつけてしまいました。

それがこちら・・

 

 

これは

 

ジュリーが言った「ひとつだけ嫌なシーンがある」というところ!

どこが嫌だったのか?

ジュリー本人はお答えにならず、編集部が「来月号までには何とか聞いておきます」ってなってるけどこれが聞けなかったみたいで。

1984年4月号の よいではないかコーナーでその質問について話してるんだけど    

「種明かしはしないほうがいいのと違いますか。勝手に見て想像してくださいというところやね(笑い)」ってなってます。

 

1984 ヤング4月号 その2

 

うう~~ジュリー様、気にさせておいてこの対応・・さすがドSさま

何回も見てるけど・・どこかしら~??

今からでもどなたかジュリーに聞いてください~。

 

 

 

 すっかりときめきに熱中してしまいました。

当時の ヤング以外の記事・・カラー写真のもの、前にもアップしたのですが・・そのときどうも一部分しか載せなかったみたい!と今回気が付きました。

「ジュリー 夏の北国の風と光の中で ときめきに死す 函館ロケを追って」

よくよく読んだら後半おもしろいこと書いてありました。

次回アップしますねー。

それで一応ときめき祭りは終わりにします。



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もうすこし、ときめき語り

2018-11-12 01:44:03 | ジュリー 映画

秋も深まってきました。

‥と、言いつつあまり寒くはありません。

ただ、夕暮れの速さがまさに「つるべ落とし」!

17時にはすっかり暗くなってしまうのです。

気温はまだ秋になりきらないのに、季節は刻々と移っているのですねぇ。

 

 

昨日は、ミュージックフェアでジュリーの「時の過ぎゆくままに」が流れましたね。

私は映画に出かけていたのできょう録画を鑑賞。


ジュリー様はいきなりトップに登場

 

 

こちらのジュリー様(1985年)による歌唱。

 

素敵・・

ですが

これは2016年に放送されたミュージックフェアの映像そのまま。

同じものだったのねー。

もっと違うバージョンのも見たいなぁー。

・・とか言いつつ、1985年37歳のジュリーは どこか苦悩と翳りのある美貌で素敵

そしてその声!!

滴るような色気の艶めく美声にゾクゾクさせられます。

1975年の良ちゃんがすっかり大人の男になっちゃって

 

そうー、このジュリーさまは1985年37歳・・

って!

この少年っぽい工藤くんを演じたのが1983年35歳・・

わずか2年前の映画なのね。

 

・・いや、35歳でこの少年のようなキャラクター演じてたということが驚愕!

ジュリーのキャラクターなりきりレベルが高すぎるのか。

「歌のスターが演じてる」っていうのとは全然違って、完全に役者・沢田研二。

 

ときめきに死す・・昨日のトークショーで

「かっこ悪い役なのに、演じたジュリーの勇気がすごい!」と宇多丸さんは言ってたけど、ジュリーはそういう役だからこそしっかり演じたかったのではないかなー?と思えます。

トークショーの内容で思い出したこともうひとつ、ふたつ。

2015年の記事にも書いたけど、この映画にはきれいな男の子がひとり登場してます。

新興宗教団体のアジトでコンピューターを巧みに操るこの少年。

 

なんかジュリーに・・というか工藤に面差しが似てるよね~?

と、ここで話題になったんだけど。

 

昨日のトークショーで宇多丸さんがまさにこのことを尋ねたのです。

「あの子は・・ジュリーに似てますよね?意図があったんですか?」みたいな質問。

三沢さんがおっしゃるには

「オーディションに(ジュリー似の)あの子が来ていて、森田は喜んでましたから」

ということなのでこれはやはりジュリーに似ていることをポイントにした配役だったということ。

ただ、あの子がどういう子なのか?ということはわからないそうで。

お聞きしたくても森田監督はもういらっしゃらないしねぇ。

なんとなく・・時空のねじれで子供時代の工藤があそこにいる・・みたいな不思議感覚で見てもいいのかな?なんて思ったり。

 

もうひとつ・・

森田監督はちょっとした役に大物俳優を使う!という話題で、この映画では売春宿の女将に加藤治子さんとか、旅の途中の宿の女将が宮本信子さんだったり。

(宮本さんはまだ伊丹映画で主演などする前だったそうです)

なんてことない(まぁポイントと言えばポイントになる)シーンに急に大物登場。なんともぜいたくです。

例の「海のシーン」に登場の大物俳優のことにも言及!

 「海で変な英語で話しかけてくる男、あれが岸部一徳さんっ!元タイガースどうしの謎の共演ですが、いちばんがっかりするパターンでしょ!」って。

(「あなたこの夏英会話やりませんか?」とか話しかけてくる謎の男。「英会話」っていうのもも森田監督の作品にへんによく出てくるワードらしいです)

がっかり?

いえいえいえ!

 だって

 「あなたトモダチになってくださいー」とかいきなりジュリーを口説きはじめるサリーって

かなり萌えるじゃないですか

「私のがスイミングモアモアうまいー。」とか言ってジュリーに抱きついて自由を奪い

「きゃははは」とかわらってるし。

 

でもこのあと「殺すぞ!」の言葉通り、工藤に殺られちゃうんですけどね。

遠慮のない工藤くん

美味しい共演だと思ってます監督、ありがとう~。

 

 

最後に、こちらいただきものの記事貼っておきます。

これはジュリーの記事、というより森田監督の記事ですけど。

写真がいいの。

 

「中央でVサインするのが森田監督。今夜ばかりは地味にメガネをかけておさまっているのがジュリー氏。」の注釈付き。左端は樋口可南子さん。

 

ぎらぎらしてる男たちの中、ひとり涼しい風にふかれている少年のようなジュリー・・めっちゃかわいくないですか~?!

樋口さんは女優さんですからそりゃぁ華もあっておきれいですけど。

「今夜ばかりは地味に」って書いてありますが、ステージ以外のジュリーさまはオーラオフでこんな感じだったのでは?と思ったり。

肩の力の抜けた自然体、大きなメガネ、かわいすぎる~~

楽しい撮影だったのかなー。


 

「単館上映ならじわじわ人気が出たかも」と三沢さんもおっしゃってましたが、公開当時は時代より先に行きすぎてたゆえに評価が低かったこの作品。

メジャーな監督とメジャーなスターが主演だからメジャー作品としてのロードショー公開が当然!とされちゃったのがいけなかったんでしょうかね。

狙ってるところが世間の期待と全然ちがったのだろうなぁ。

それでもやりたいことをやり通した作品は、時間が経って今の時代になって、評価されいちばんの人気作品となっている!すごいよねー。

ジュリーががんばったこともちゃんと実ってる。


森田監督はもういらっしゃらないけど、もしお元気でいらしたら今のジュリー様でなにか思い切った作品作ってくれたんじゃないかなぁ。

と思うと残念です。


 

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